- いつもブレイクアウトで騙される…
- どうして“だまし”ができるのか?
- 誰が“だまし”を作っているのか?
こんな風に、FXで発生するブレイクアウト時のだましに、イライラしている方は多いのではないでしょうか。
実はだましは、機関投資家やファンドなどで活躍する、“一流トレーダーが作っている”といわれ、私達個人は太刀打ちできないのが現実です。
そこで今回は、騙される側から騙す側になるために、「FXでブレイクアウトだましを見極める方法と、チャート心理を逆手に取るコツ」を紹介します。
では早速ですがまいりましょう!
簡単に読む目次
FXのだましブレイクアウトとは?
ブレイクアウトについて
まずは簡単に、FXのブレイクアウトについて詳しく解説していきます。
ブレイクアウトとは?
ブレイクアウトとは、安値のサポートライン、高値のレジスタンスラインを超えたタイミングを「ブレイクアウト」といいます。
上昇トレンドでは高値を、下降トレンドでは安値を連続して更新していく考え方に基づいた投資方法です。
また、ラインブレイクやレンジブレイクなど、相場の重要な抵抗ラインを超えた時にするトレードもブレイクアウトといいます。
だましのブレイクアウトについて
だましブレイクアウトとは?
だましブレイクアウトは、安値や高値のラインを超えてブレイクアウトすると思いきや、急にチャートが逆行してしまうことを言います。
教科書通りでは、ブレイクアウト時に合わせてエントリーし、数pips稼ぐのが一般的です。
ですが、相場は教科書通りの人間はカモにされるだけなので注意してください。
なので、「ブレイクアウト時にだましが発生することが多い」「騙される人間から、騙す人間にならないと勝てない」と覚えておいてください。
とはいえ、素直にブレイクアウトすることもありますから、チャートの形状や相場の雰囲気などを見て、相対的に判断して決断しましょう。
FXのだましのブレイクアウトはなぜ起こる?
では次に、FXでブレイクアウトのだましが、何故起こるのか?その理由について詳しく解説していきます。
皆がブレイクアウトを意識するから
FXのブレイクアウトは皆が意識するポイントなので、それを逆手に取った“だましブレイクアウト”が発生しやすいです。
例えば、
- キリの良い数字(100円、105円、110円)
- 直近の高値・安値
- 過去に何度も意識されたライン
などで、だましブレイクアウトが頻発します。
また、世界中にいるFXトレーダーが、同じポイントで意識するので、サポートラインやレジスタンスラインが形成されやすいです。
この傾向を把握している人は、「ブレイクアウトするかもしれないが、だましがあるかもしれない…」と意識してトレードされています。
なぜなら、ラインの間際にくると自然と反対売買が増え、ラインを超えられずブレイクしない場合があるからです。
また、一瞬ブレイクアウトしたと思いきや、数pipsチャートが上昇し、急にチャートが下降してくるパターンも多いからです。
なので、「ブレイクアウトしそうだな…」と思えば、「騙されないように慎重にトレードしよう」と意識するだけでも変わるので心掛けてみましょう。
教科書通りの人間を騙す仕組みがあるから
FXのだましブレイクアウトは、教科書通りの常識人が相場で踊らされやすいです。
というのも、至るFXの本やネット上の記事を読んでも、「ブレイクアウト時にエントリーして稼ぐことが一般的」と書かれています。
一般的ということは、大衆の多くがブレイクアウトでエントリーしようと考えており、相場ではカモにされてしまう確率が高くなるのです。
ですが、稼いでいるトレーダーは、ブレイクアウト前にすでにエントリーしており、チャートが少し伸びたタイミングで利確してしまうのです。
つまり、すでに含み益がある状態なので、ブレイクアウトしようがしまいが決済ボタンを押せばお金を稼ぐことが可能なのです。
頭の中はこんな感じです↓
- チャートが伸びる前にエントリーや!
- ブレイクアウトしてくれたらラッキー
- だましがあっても少額で利確しちゃえ
と考えています。
なので、稼いでいるトレーダーはブレイクアウトのだましを先読みし、準備しているのです。
要するに、ブレイクアウトのタイミングでエントリーせず、ブレイク前の数分前〜数十分前にエントリーを済ませることがリスクヘッジであり稼ぐコツです。
機関投資家がだましを作っているから
サポートラインやレジスタンスライン付近は、買いと売りの勢力が拮抗しています。
そのため、一瞬ラインを抜けてブレイクアウトしても、チャートの勢いが無いと、再度ライン内に引き戻されてしまうことがあるのです。
では誰が引き戻しているのか?
それは、「機関投資家やファンドに勤めるトレーダー」です。
彼らは大量の資金を使ってトレードしているので、わざとラインを抜けたかのように装い、逆の売買をして自分達の利益を確保するといった操作をしているのです。
なぜなら、個人の資金量ではチャートは動きませんが、機関投資家やファンドであれば、チャートを動かすことは可能だからです。
なので、FXでブレイクアウトを狙う手法はだましが付きものなので、教科書通りの手法はカモにされてしまうので要注意。
理想のエントリー
理想はブレイクアウト前の数分〜数十分前にエントリーして、高値掴み、安値掴みしないようにする。
そして、「ちょっとブレイクしたら利確」「ちょっと逆行してきたら利確」といったイメージで、大きな利益を狙わず、小さな利益を取っていく。
もしも思いっきりチャートが伸びてブレイクアウトしたら、その場の状況に合わせてすぐに利確してもいいですし、もうちょっと待ってもいいかもしれません。
FXのだましブレイクアウトを見極める5つの対策方法
ここでは、だましブレイクアウトに引っ掛からないための対策方法をご紹介します。
❶ エントリータイミングをずらす
先述でもお伝えしましたが、だましブレイクアウトに踊らされないためには、チャートの形状からある程度予測し、エントリータイミングをずらしましょう。
だましブレイクアウトを予測するのは難しいですが、前もって「〇〇なチャートになるから、ここら辺でエントリーしよう」とイメージすることが大切です。
そうすることで、だましにもブレイクアウトに踊らされずに済むので、いつもよりも“ちょっと早い”くらいでエントリーしてみてください。
そして、利益を少額ずつ積み重ねていけば、逆を突かれても利益が出たり、大きくブレイクアウトした時も利益が出るので一石二鳥です。
❷ レクタングル(ボックス)を把握する
レンクタングルとは、トレンドの途中で価格が停滞し、値幅の小さなところで行き来を繰り返すことを言います。
サポートラインとレジスタンスラインを上下に小さく動くため、時間が経つと綺麗な長方形の形になることもあります。
また、英語では長方形を「レクタングル」「ボックス」と呼ばれています。
もしもこの長方形(レクタングル)が姿を表したら、だましのブレイクアウトが発生する確率が高いです。
ポイントは、ブレイクアウトを狙いながらも、その小さなボックスの中で行き来する保ち合い相場で小さく稼ぐこと。
その流れでブレイクしたなら一石二鳥なので、無理してエントリーして、高値掴みや安値掴みするよりもリスクが低いです。
❸ 三角保ち合いをチェックする
FXでだましのブレイクアウトを見極めるなら、三角保ち合いか否か?を把握しましょう。
三角保ち合いには3つのタイプがあります。
アセンディングトライアングル (上三角形)
アセンディングトライアングルとは?
アセンディングトライアングルとは、レジスタンスラインは平行状態のまま、サポートラインが徐々に上昇するチャートパターンです。
比較的に上昇トレンドで発生しやすいため、上向き三角形のチャートが出てきたら、「だましのブレイクアウトもあるかもしれない」と意識しましょう。
なぜなら、アセンディングトライアングルが出てきたからといって、教科書通りに上にブレイクせず、逆行していくケースもあるからです。
とはいえ、短期足で買いの猛攻が強ければ、上抜けすることが多いので、ブレイクアウトを狙ってもいいかもしれません。
ディセンディングトライアングル(下三角形)
ディセンディングトライアングルとは?
ディセンディングトライアングルとは、サポートラインは平行状態のまま、レジスタンスラインが徐々に下降してくるチャートパターンです。
比較的に下降トレンドで発生しやすいので、下向き三角形のチャートが出てきたら、「下に抜けると思いきや、上に抜けるかもしれない」と意識しましょう。
先述でもお伝えしましたが、相場は不規則に動くため、教科書通りにブレイクしないこともあります。
柔軟に考えてエントリーしてください。
コツとしては、5分足や1分足、秒足の短期足で、買いが入ってもすぐに売りが入ればブレイクアウトする確率が高いので、相場の雰囲気を見て柔軟に考えましょう。
シンメトリカルトライアングル(二等辺三角形)
シンメトリカルトライアングルとは?
シンメトリカルトライアングルとは、サポートライン(安値)、レジスタンスライン(高値)共に切り下がり、二等辺三角形を形成するチャートパターンです。
このチャートは、“買いと売りの勢力が拮抗している”ので、ブレイクしたら上に抜けるのか?下に抜けるのか?が分かりにくいです。
とはいえ、上昇トレンドや下降トレンドといったトレンドが発生している時は、トレンド方向に抜けやすいと言われています。
なので、シンメトリカルトライアングルが発生したら、ブレイクした方向にエントリーすることが基本です。
ですが、だましのブレイクアウトの可能性も高いですから、綺麗に抜けてからエントリーしても遅くはないので焦らずトレードしましょう。
❹ ウェッジをチェックする
だましのブレイクアウトを見極めるなら、上昇ウェッジ・下降ウェッジをチェックしましょう。
上昇ウェッジ
上昇ウェッジとは?
上昇ウェッジとは、トライアングルに似ていますが、三角形を作るラインが鋭角で、高値と安値のスピード感が異なります。
ポイントは、高値を結んだラインの角度は緩やかにも関わらず、安値を結んだラインは角度が高くなっている点です。
このチャートパターンは、上昇をしようとする買いの勢力が強いものの、直近高値を更新するほどのパワーがなく、失速している状態が分かると思います。
つまり、上昇ウェッジが姿を現したら、”下に抜けやすい”と言われているので、売りエントリーを入れてブレイクアウトを狙ってもいいでしょう。
ですが、やはりここでも、だましブレイクアウトは働くため、短期足と長期足共に上昇ウェッジになっているかどうか?マルチタイム分析で確認することも大切です。
そして、両方の時間足で上昇ウェッジになっていたら、だましの確率も低くなるのでエントリーして大丈夫でしょう。
下降ウェッジ
下降ウェッジとは?
下降ウェッジとは、上昇ウェッジとは真逆です。
高値は切り下げていき、安値も切り下げ、安値を結んだラインの角度は緩やかになり、高値を結んだラインは角度が高くなります。
このチャートパターンは、下降しようとする売りの勢力が強いものの、直近安値を更新するほどのパワーがなく、売り圧力が弱まってきています。
つまり、下降ウェッジが姿を現したら、“上に抜けやすい”と言われているので、買いエントリーを入れてブレイクアウトを狙ってもいいでしょう。
ですが、やはりここでも、だましブレイクアウトは働くため、短期足と長期足共に下降ウェッジになっているかどうか?マルチタイム分析で確認することが大切です。
そして、両方の時間足で下降ウェッジになっていたら、だましの確率も低くなるのでエントリーして大丈夫でしょう。
❺ フラッグをチェックする
フラッグとは?
フラッグとは、上昇トレンド中や下降トレンド中に現れるチャートパターンです。
このチャートは旗のように風がなびく形になっていることから、フラッグと呼ばれています。
ポイントは、上昇フラッグも下降フラッグも、買いと売りが拮抗しています。
上昇トレンド中の上昇フラッグは、「高値と安値も小さく切り下げ」て行くのが特徴的。
反対に下降トレンド中の下降フラッグは逆で、「高値と安値が小さく切り上げ」て行くのが特徴的。
また、旗の部分だけ切り取ると、下降トレンドor上昇トレンドが発生しているように見えます。
もしも上昇フラッグが現れたら、レジスタンスラインを上にブレイクアウトしたタイミングで、買いエントリーするのがベスト。
下降フラッグの場合は逆で、サポートラインを下にブレイクアウトしたタイミングで、売りエントリーするのがベスト。
ここでもだましはありますから、マルチタイム分析を活用して、短期足・長期足共にフラッグだったらエントリーしましょう。
FXのだましブレイクアウトの手前でエントリーしよう
FXのだましブレイクアウトは、教科書通りでエントリーすると騙されてしまう確率が非常に高いです。
ですが、ブレイクアウトする手前でエントリーできれば、だましに引っ掛からずに済みます。
また、チャートパターンにもブレイクアウトの要素が隠れているので、エントリーする判断材料にしてください。
だましはブレイクアウト時に絶対に発生します。
損切りを怖がらず、チャンスだと思ったら勢いでエントリーする勇気もトレードの世界では大切になります。
相場は不確実性の高い世界ですから、様々な根拠や優位性を固めエントリーしましょう。
もしも自分がイメージしていた通りにチャートが動かなかったら、そこは損切りを行って、次の成長の糧に活かしましょう。
チャート心理を逆手に取り、騙される側から騙す方へ
チャートには人間の心理が隠れており、それを読み取れるようになると、徐々に勝てるトレーダーへと変貌していきます。
とはいえ、一般的な教科書通りの手法、マインドだと、すぐにマーケットから退場してしまうのが現実です。
本やブログ、YouTubeなどで勉強することも大切ですが、それ以上に大切なのが、自ら実践し経験から学ぶことです。
すると、何度も検証を重ねているうちに、勝ちパターン、負けパターンなどを把握でき、どんどん勝てるようにります。
なので、今現在FXに悩みを抱えている方は、何度もトレードを重ねて経験値を積み、まずはトレードスタイルを確立させることから始めましょう。
そうすると、一筋の希望が目の前に現れ、あるタイミングでブレイクスルーする時期がやってきます。
最後まで諦めずに自分を信じてください。
FXのだましブレイクアウトは経験値を積めば見極められるようになる
FXのだましブレイクはトレードの練習を重ねれば重ねるほど、見極められるようになります。
とはいえ、現金を使ってトレードの練習をすることに、抵抗感を抱く方もいらっしゃいます。
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