- ダブルボトムで騙しを見極めたい
- もうダブルトップで騙されたくない
- 見極めるコツと回避する方法とは？
こんな風に、疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
特に相場の世界では、ダブルトップ・ダブルボトムに限らず、必ず「騙し（だまし）」が存在します。
「騙し」は誰が作っているのか？というと、「機関投資家」や「AI（コンピューター）」です。
では、なぜ「騙し」を作るのか？それは、個人投資家に損をさせることで、稼いでいるからです。
そこで今回は、「ダブルボトム・ダブルトップで騙されない方法」について詳しく解説します。
本記事を読めば、機関投資家が騙してくる癖を見つけられるので、今後ひっかかる回数が減ること間違いなし。
では早速ですがまいりましょう！
簡単に読む目次
FX ダブルボトム・ダブルトップの騙しとは？
ダブルトップとは？
上記の画像を見て分かる通り、ダブルトップとは、相場の天井を表すチャートパターンです。
チャートが上昇した後に一度下落し、再び上昇し下落に転じた時のチャートの形です。
ダブルトップが現れると、天井を打って下降トレンドになる可能性が高いです。
もしも、ネックラインを超えチャートが下降していけば、ダブルトップが完成されるので「売り」のエントリーをしましょう。
ポイント
アルファベットの「Ｍ」＝「ダブルトップ」のようなイメージで覚えれば、記憶に残りやすいのでオススメです。
ダブルトップの騙し
上記のチャートは、ダブルトップだと思いきや、騙しのダブルトップです。
一般的にはダブルトップを形成したら、ネックラインを割れて下落していくのが一般的ですが、このチャートは逆に上昇していることが分かります。
これが「騙し（だまし）」と言われております。
ポイント
ダブルトップが現れたからといって、セオリー通りに下落していかないので、「本当に下がるのかどうか？」を見極めてエントリーしましょう。
ダブルボトムとは？
ダブルボトムとは、チャートの底入れを示すテクニカル分析のシグナルの一つです。
チャートが大きく下降した後、一度上昇に転じながら、そこから再び下落して前回の安値近辺で切り返します。
ダブルボトムが現れると、底を打って上昇トレンドになる可能性が高いです。
もしも、ネックラインを超えてチャートが上昇していけば、ダブルボトムが完成されるので「買い」のエントリーをしましょう。
ポイント
アルファベットの「W」＝「ダブルボトム」のようなイメージで覚えれば、記憶に残りやすいのでオススメです。
ダブルボトムの騙し
上記のチャートは、ダブルボトムだと思いきや、騙しのダブルボトムです。
一般的にはダブルボトムを形成したら、ネックラインを超えて上昇していくのが一般的です。
ですが、このチャートは上昇せずに後々下降していることが分かると思います。
これが俗に言う「騙し（だまし）」と言われています。
ポイント
ダブルボトムが現れたからといって、セオリー通りに上昇していかないので、「本当に上がるのかどうか？」を見定めてエントリーしましょう。
ダブルボトム・ダブルトップの騙しを「見極めるコツ」
ダブルトップやダブルボトムの騙しは、必ずといっていいほど発生します。
ですが、現実的に騙しを回避することは不可能なのが実際のところです…。
とはいえ、騙しを見極めるコツはあるので、下記で詳しく解説していきます。
❶ レジスタンスライン付近でダブルトップが出来た時
ポイントは、「レジスタンス」付近でダブルトップが形成されている時は、下降トレンドになる確率が高いです。
レジスタンスラインとは？
過去の高値と高値を結んだ抵抗線のことです。
この抵抗線まで上がると、この位置から下げ始めるパターンが多く見られます。
特に上昇トレンド中は、強いトレンドが出ているので、世界中のトレーダー達が意識するポイントです。
なので、レジスタンスライン付近でダブルトップになったら、チャンスだと思っていいでしょう。
❷ サポートライン付近でダブルボトムが出来た時
ポイントは、「サポートライン」付近でダブルトップが形成されている時は、短期的に上昇トレンドになる確率が高いです。
サポートラインとは？
過去の安値と安値を結んだ抵抗線のことです。
この抵抗線まで下がると、この位置から上げ始めるパターンが多く見られます。
特に下降トレンド中は、強いトレンドが出ているので、世界中のトレーダー達が意識します。
なので、サポートライン付近でダブルボトムを形成したら、チャンスだと思っていいでしょう。
ダブルボトム・ダブルトップの騙しを回避する方法
ダブルボトムとダブルトップの騙しを回避するには、常に「もしかしたら、騙しが発生するのではないか？」と意識しながらチャートを見ることが大切です。
なぜなら、ダブルトップではなくヘッドアンドショルダー（三尊）になったり、ダブルボトムではなく逆ヘッドアンドショルダー（逆三尊）になることがあるからです。
なので、結論騙しを回避する方法はありませんが、「もしかしたら違う形のチャートを形成するのではないか？」と常に意識してエントリーしてください。
そうすれば騙される回数が減ります。
また、ダブルボトムとダブルトップが形成されたら、急にチャートが下降してきたり、上昇してくるので、相場の雰囲気やチャートの勢いを見てからエントリーするのもアリです。
なぜなら、ダブルトップやダブルボトムが形成されると、必ず世界中のトレーダー達が意識するからです。
とはいえ、上記でお伝えした、サポートラインやレジスタンスラインは抵抗線になってくるので、トレードをする際は検証を重ねてエントリーするタイミングを見計らいましょう。
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