- 初心者にオススメの投資信託って?
- 手軽に投資ができるって聞くけど?
- 一番使いやすい証券会社も教えて!
こんな風に、投資に興味はあるものの、なかなか一歩踏み出せない方は日本人に多いです。
そこで今回は、投資初心者からでも簡単にできるオススメの「投資信託」について詳しくお伝えします。
また、証券会社によっても取り扱うサービス内容が異なるので、初心者にベストな証券会社も紹介。
本記事では、投資信託についての基本知識、証券会社のサービス内容やコスト面などを把握できます。
この機会に是非投資を始める”きっかけ”にして頂ければと思います。
では、早速ですがまいりましょう!
簡単に読む目次
初心者におすすめの『投資信託』とは?
そもそも、投資信託とは?
投資信託とは、私達個人投資家から証券会社を通じて拠出されたお金を、専門家が株式や債権、金融派生商品(コモディティー)などに投資して、運用してくれることです。
運用して利益が出れば分配してくれるため、初心者からでも手軽に始められるとあって、一番人気の高いオススメ金融商品となっています。
オススメの投資信託とは?
初心者にオススメの投資信託は、「上場投資信託(ETF)」が挙げられます。
これは株式同様に、個人投資家から資金を集めて複数の銘柄に投資しているものです。
ETF(上場投資信託)
上場投資信託(ETF)とは、VOO構成銘柄一覧
日本:上場投資信託
- 日経225(日経平均株価)
- TOPIX(東証株価指数)
などに連動することを目指すインデックスファンドです。
外国株式インデックスファンドの場合は、
海外:上場投資信託
などがあります。
証券会社の取引所が開いている場合、売買の条件さえあればいつでも取引可能です。
株式の配当同様に、投資信託の決算に基づき、収益分配金を受け取ることができます。
投資信託で大切な証券会社選びのポイントとは?
投資信託は初心者に一番オススメ
投資信託のメリットは、プロに運用してもらいながら分散投資ができる金融商品です。
中長期に10〜30年と運用していくため、手間もかからず、初心者に一番オススメの投資信託と言えるでしょう。
それに投資信託は「日本の経済」「アメリカの経済」「世界の経済」の指標に投資していくため、リスクなく投資ができます。
反対にアクティブ投資は短期売買がメインなので、手数料が安い代わりにリスクが高いと覚えておきましょう。
ちなみに、投資信託を購入するには、大手証券会社を利用するのが一般的です。
とはいえ、証券会社によってサービス内容、手数料、銘柄数も変わってくるので、証券会社選びは慎重にされてください。
証券会社選びのポイント
手数料の低さ
まず投資信託を運用するにあたって、手数料は他の株式投資に比べて高く設定されています。
なぜなら、投資信託は長期に運用することが目的であり、ファンドマネージャーの手間がかかるため手数料は高めです。
そこで少しでも運用利回りを大きくするためには、なるべく手数料の低い証券会社を選ぶことが大切です。
ちなみに、投資信託を購入する手数料は、販売会社によってそれぞれですが、1〜3%前後が一般的になります。
ですが最近の投資信託は「ノーロード」と言われる、0円の手数料で投資信託を購入できるネット証券が増えています。
また、投資信託で支払う手数料には種類があり、
- 「運用中に発生する信託報酬」
- 「売却時に発生する信託財産留保学」
などがあります。
例えば、信託報酬が1%の証券会社の場合、利回りが1%以上の会社を選ばないと、利益が出ないので要注意です。
取り扱う投資信託の豊富さ
投資信託の中には6000もの銘柄がありますが、全て取り扱っている証券会社は一つもありません。
ただ、投資信託の取り扱い数が多ければ多いほど、投資方針や戦略を立てられるので、なるべく取り扱い数が多い証券会社を選びましょう。
特に「楽天証券」と「SBI証券」はどちらも2000銘柄の投資先があるため、初心者の方は2つの証券会社にまずは登録してください。
そして、投資する上で気を付けておきたいポイントは、「投資して早く利益を上げたい」といった風に短期志向に陥ることです。
このタイプは、ハイリスク・ハイリターンの商品を購入しがちです。
リスクの高い投資は、ファンドマネージャーの手腕にも委ねられていたり、コストも高めなので初心者にはオススメできません。
利益を上げたいなら、投資初心者でも長期運用で堅実に資産を増やせる投資信託を選択するようにしてください。
最低投資金額
もしもあなたが、まとまったお金がないのであれば、証券会社の最低投資額をチェックしてみましょう。
というのも、投資信託の購入価格は約一口1万円ですが、ネット証券では100円から購入できるところもあります。
また、積立投資が可能な証券会社も沢山あるので、毎月少額でも積み立てていけば、長期的に資産を増やすことが可能です。
その他にも、税金負担を軽減できる少額投資非課税制度である「つみたてNISA」「NISA」が対応している商品の検討もしましょう。
ちなみに、投資信託では分配金や売却時に発生した利益に対して、「20.315%」(所得税および復興特別所得税15.315%+住民税5%)がかかります。
- [NISA]
NISAの場合毎年120万円まで、非課税投資枠が最大5年間設けられています。
(投資信託や株式投資の運用で得られる利益は課税されません)
- [つみたてNISA]
つみたてNISAでは、毎年40万円まで、非課税投資枠は最大20年間設けられています。
(投資信託や株式投資の運用で得られる利益は課税されません)
特に投資初心者の方は、毎月投資信託を購入していけば、数十年後には投資収益が給料を上回ることもあります。
一年でも早く投資信託を少額かつ長期的に購入し、運用していくことが将来楽ができるポイントです。
サービス内容
特に投資初心者は、沢山の投資先があるがゆえに「どの投資先を選べばいいののか?分からない…」そんな問題が生じてきます。
その時に便利なのが、自分の好みの投資信託を選んでくれる「スクリーニング・ツール」です。
特に大手証券会社は、自分の投資スタイルやライフスタイルに合わせて、投資先を探すことが可能です。
例えば、下記のようなサービス内容が挙げられます。
サービス内容
- 投資信託の基本情報
- 手数料
- 運用実績
- レポート
- ファンドスコア
- 各種ランキング
- 銘柄検索機能
- ロボアドバイザー
- 運用助言
- ポイントサービス
などが挙げられます。
また、先述でもお伝えしましたが、投資を始めるなら「楽天証券」と「SBI証券」は必ず登録しておくようにしましょう。
投資信託ができる初心者におすすめの証券会社とは?
ここでは、初心者にオススメの投資信託ができる証券会社をご紹介します。
SBI証券
初心者におすすめの『投資信託』ができる証券会社として、SBI証券が挙げられます。
すでに『550万口座』を突破しており、投資信託の取り扱いも『2,680本以上』で、ノーロード商品(販売手数料無料)は『1,300本以上』にのぼります。
紛れもなく日本でNo.1の証券会社といえるでしょう。
また、SBI証券では「パワーサーチ」という検索機能があり、銘柄選びを簡単に行えるとあって、投資初心者でも簡単に投資信託ができるところが魅力的です。
それに加えてスマホ専用の投資信託サイトも提供されており、ランキング情報、取引、検索など様々な情報を入手できます。
他には、「SBI-ファンドロボ」というロボアドバイザー、100円から積立可能な投資積立、信託の保有金額に応じてTポイントがもらえる「投資マイレージサービス」などがあります。
初心者にオススメな投資信託ができる証券会社
ポイント:SBI証券
- 投資信託の取扱数「2,680本」
- ノーロード商品「1,300本」
- パワーサーチ機能
- ランキング機能
- SBI-ファンドロボ
- 100円から積立可能
- 投資マイレージサービス
投資を始めるなら、必ずSBI証券には登録しておきましょう。
楽天証券
初心者におすすめの『投資信託』ができる証券会社として、楽天証券が挙げられます。
2021年現在まで約『500万口座』を突破し、特に若い男女に大人気のネット証券です。
投資信託の取扱料は全て無料で、かつ投資信託の取扱数は『2,600本』でノーロード商品(販売手数料無料)は『1,000本以上』にのぼります。
特に楽天証券は、投資信託の残高に応じて楽天スーパーポイントが貯まる「ハッピープログラム」や「資産形成ポイント」など、多彩なポイントプログラムがあるのが特徴的です。
それに加えて、投資一任型のロボアドバイザー「楽ラップ」が、資産運用や運用コースの提案をしてくれるので、初心者でも気軽に投資を始められます。
その他には、毎月100円から利用できる投信積立だったり、他社に預けている投資信託を楽天証券に移管できる「振替サービス」なども大人気です。
初心者にオススメな投資信託ができる証券会社
ポイント:楽天証券
- 投資信託の取扱数「2,600本」
- ノーロード商品「1,000本」
- ハッピープログラム
- 資産形成ポイント
- ロボアドバイザー「楽ラップ」
- 100円から投資積立可能
- 振替サービス
SBI証券には劣るものの、楽天経済圏でポイントを貯めている方も多いので、「SBI証券」と「楽天証券」の両方を登録しておくことをオススメします。
SMBC日興証券
初心者におすすめの『投資信託』ができる証券会社として、SMBC日興証券がオススメです。
SMBC日興証券は、国内5大証券の一つに数えられる国内トップクラスの規模の証券会社で、オンライン取引(ダイレクトコース)と窓口取引の両方が可能です。
特に窓口取引ではSMBC日興証券が利用者に変わって代行運用してくれる、「日興ファンドラップ」を利用することができます。
ちなみに、ダイレクトコースの投資信託の取り扱い数は『1,049本』で、ノーロード商品(販売手数料無料)は『636本』となります。
また、投資積立では1000円から利用できる、「投信つみたてプラン」が初心者からでも手軽に投資ができるとあって大人気でです。
ただし、「SBI証券」と「楽天証券」に比べると、投資信託の取り扱い数や最低投資資金など、相対的にはサービス内容は落ちるのが現実です。
ですが、購入手数料が必要な商品でも「投信つみたてプラン」を利用すれば、申込手数料が1.1%(税込)になります。
そして、三井住友銀行と連携している、「バンク&トレード」を利用すれば、毎月10万円まで申込手数料が無料になります。
それ以外にも、「fund eye Plus」というポートフォリオの管理サービス、銘柄選定、簡単積立シミュレーション、投資信託の基準価格、分配金の通知を知らせてくれる「投信メールサービス」などもあります。
初心者にオススメな投資信託ができる証券会社
ポイント:SMBC日興証券
- 投資信託の取扱数「1,049本」
- ノーロード商品「636本」
- 投資積立では1000円から
- 投信つみたてプラン
- バンク&トレード
- fund eye Plus
- 簡単積立シミュレーション
- 投信メールサービス
まとめ:初心者におすすめの『投資信託』ができる証券会社
取扱いのある投資信託の数や種類は、証券会社によってそれぞれです。
ただ、大手証券会社を選んだ方が、サービスが充実しているので安心・安全して投資ができますし、間違いなく失敗することありません。
特に上記でお伝えした、「SBI証券」「楽天証券」この両方の証券会社に登録するようにしましょう。
そして、自分に合った投資信託を見つけ、中長期で運用することを視野に入れて、投資するようにしてください。
ちなみに、証券会社に登録する際に、約1ヶ月ほどの期間を要します。早めに口座を開いておいた方がスムーズに投資できるので、今の内からコツコツと準備を進めておきましょう。