- FXでおすすめの時間帯とは?
- チャンスのある時間帯を教えて!
- 稼ぎやすい時間ってあるの?
こんな風に疑問を抱き、本記事まで辿り着いたのではないでしょうか?
実はFXは24時間取引可能ですが、アジア時間、米国時間、欧州時間とそれぞれ特徴があります。
そこで今回は、「FXでおすすめの時間帯」「時間帯によっての値動きの傾向や注意するべきポイント」について詳しく解説します。
値動きの特徴を把握していれば、チャンスのタイミングを見極められるので、この機会に抑えておきましょう。
簡単に読む目次
FXでおすすめの時間帯!アジア時間・欧州時間・米国時間の特徴
FXは平日24時間常に世界のどこかで取引されていますが、時間帯によってもチャートの動き方に特徴があります。
特に市場がオープンするタイミングや、市場が重なり合っている時間帯は取引量が増え、チャートの動きが活発になりやすいです。
特に世界3大市場の時間帯には気を付けましょう。
- アジア時間(6時〜15時)
- 欧州時間(17時〜翌3時)
- 米国時間(23時〜翌7時)
上記の3大市場の時間帯は、日本時間の時間帯です。
❶ アジア時間(9時〜15時)
アジア時間は6時〜15時までで、日本時間の9時〜15時です。
この時間帯は、トレードをする人達が最も少ない時間帯なのでチャートもあまり動きません。
なぜなら、日本時間の9時〜15時は、欧米諸国の24時〜朝6時なので、単純に就寝している人が多いからです。
とはいえ、チャートが動かないからといって、チャンスがない訳ではありません。
日本時間の午前9時55分頃には、「中値」と言われる金融機関が外国為替取引をする際の基準レートが決まります。
そのため、午前10時頃から売買が活発になり、短期的なトレンドが発生しやすくなるケースもあります。
したがって、アジア時間の日本時間午前9時55分頃に狙いを定めておきましょう。
アジア時間の特徴
- アジア時間は、トレードする人達が少ない
- 欧州の人達が就寝しておりチャートが動かない
- 日本時間の午前9時55分頃に「中値」が発表される
- 午前10時頃からは短期的なトレンドが発生しやすい
❷ 欧州時間(17時〜翌3時)
欧州時間は17時〜翌3時の間にチャートが大きくなるケースが多いです。
(3月の最終日曜日から10月の最終日曜日がサマータイム。夏は1時間早まるので、16時〜翌2時までになります。)
アジア時間は就寝していた投資家・トレーダー達が起き、欧州時間の午前中から活発に取引を開始します。
そのため、日本時間の16時〜17時くらいになると、ほとんど動いていなかったチャートが急に動き出します。
ドル、円、ユーロ、ポンド、全ての通貨の値動きが激しくなるので、日本時間の16時〜17時は要注意です。
また、欧州時間によっては、ユーロ圏の国の経済指標などが発表されることもあるので、抑えておきましょう。
欧州時間の特徴
- 欧州時間の午前中から活発に取引が開始される
- 日本時間の16時〜17時はチャートが動き始める
- 全ての通貨の値動きが激しくなる
- 経済指標や要人発言などの発表には要注意
❸ 米国時間(23時〜翌7時)
米国時間は、23時〜7時です。
(3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までサマータイム。夏は1時間早まるので、22時〜翌6時までになります。)
世界一のニューヨークのマーケットがオープンすると、アメリカの市場参加者がわんさかやってきます。
特に22時〜翌6時の間に経済指標が発表されることが多いので、日本人が寝ている間にチャートが動くことがよくあります。
また、FRB(連邦準備理事会)議長の声明は、今後の金融政策を予想する上で大切になるので、現在の議長の声明を聞くようにしましょう。
そして、最も耳を傾けなければいけないのは、現在のアメリカ大統領の声明です。
なぜなら、アメリカNo.1の権力者の言動はサプライズ要素が多く、一気にチャートが動くパワーを持っているからです。
日本時間の午前3時にFRB議長、アメリカ大統領の声明が発表されるので、毎月必ずチェックしておきましょう。
米国時間の特徴
- 米国時間は、世界一のマーケットがオープンする時間
- 22時〜翌6時の間に経済指標が発表されることが多い
- 現在のFRB議長・アメリカ大統領の声に耳を傾けよう
FX初心者におすすめの取引時間帯とは?
では、結局FX初心者にとって、おすすめの時間帯とは?どこなのでしょうか。
それは、「チャートが動いている時間帯」にトレードをすることです。
というのも、アジア時間はレンジ相場になりやすいため、方向性が分からず、難しい取引をせざる終えなくなります。
なので、チャートが動く日本時間の「16時〜18時頃(欧州市場オープン)」「23時〜25時頃(米国市場オープン)」がオススメです。
特に市場がオープンするタイミングはチャートが急に動きやすいですから、狙いを定めてエントリーしてみましょう。
成功されているトレーダーは、“時間を決めてトレードしている方が多い”ので、自分が取引しやすい時間帯を把握することは大切です。
FXでおすすめの時間帯
- 日本時間「16時〜18時頃(欧州市場オープン)」
- 日本時間「23時〜25時頃(米国市場オープン)」
逆にFXでおすすめしない時間帯とは?
では次に、逆にFXでおすすめしない時間帯について紹介していきます。
- ロンフィクの時間帯
- 重要指標の発表前の時間帯
- 休日国の時間帯
❶ ロンドンフィキシングの時間帯
FXでおすすめしない時間帯は、月末のロンドンフィキシング(ロンフィク)が挙げられます。
ロンフィクとは?
ロンフィクとは、東京時間の中値(9時55分) に相当し、対顧客向けの基準レートを決める時間です。
夏時間(サマータイム)では、日本時間の24時。冬時間(ウインタータイム)では、日本時間の25時です。
では、なぜロンフィクはFXでおすすめしない時間帯なのか?というと、単純にチャートが乱高下するからです。
急に上昇したり下降したりするので、FX初心者にとってのロンフィクは難しいのが実際のところ…。
なので、どんなにエントリー根拠が固まっていたとしても、FX初心者は月末のロンドンフィキシングは見送った方がいいです。
ですが、もしもFXに慣れてきたら、ロンフィクはチャンスなのでスキャルピングで短期に稼ぐ手法がオススメです。
❷ 重要指標の発表前の時間帯
FXでおすすめしない時間帯は、米国雇用統計などの重要指標が発表される前です。
なぜなら、世界中のトレーダー達が経済指標の結果を待っているため、経済指標が発表されると同時にチャートが物凄く動くからです。
したがって、エントリー条件を満たしていても、重要指標が発表される前であれば、そのトレードは見送った方がいいでしょう。
❸ 休日国の時間帯
FXでおすすめしない時間帯は、休日国の時間帯です。
なぜなら、休日国はマーケットが閉まっているため、トレンドが出にくく、保ち合い相場になっているからです。
保ち合い相場はレンジ相場とも言われており、一定の値幅の中で上下しながら動いているため、なかなかエントリーするタイミングがありません。
例えば、日本や中国、シンガポールなどのアジア諸国が休みの時は、トレードができません。
反対にイギリス、フランス、ドイツなどのヨーロッパ諸国が休みの時は、トレードができません。
したがって、休日国の時間帯はレンジ相場で、上昇していくのか?下降していくのか?ハッキリ掴めないので、無理なエントリーは控えた方がいいでしょう。
FXでおすすめの時間帯でトレードするメリット
- チャンスを見極められるようになる。
- 安定した利益を取れるようになる。
- トレード手法が確立される。
では下記で詳しく解説していきます。
チャンスを見極められるようになる
FXでおすすめの時間帯は、先述でもお伝えしましたが「日本時間の16時〜18時頃」「日本時間の23時〜25時頃」です。
この時間に狙いを定めてトレードした方が、安定したパフォーマンスを発揮できること間違いなし。
なぜなら、取引時間を絞ることで「今日はトレードができる」「今日はトレードができない」とチャンスがあるかどうか?見極められるからです。
安定した利益を取れるようになる
ずっとチャートを見ている人よりも、適度にチャートを見てトレードをする人の方が結果が出ているというデータもあります。
なので、副業や兼業でトレードをするのであれば、時間帯を絞ってトレードしましょう。
そうすれば、毎月安定した利益を取れる上に、精神的にも肉体的にも疲弊せずに済むのでメリットばかりです。
特に成功されているトレーダーの中には、「この時間帯にしかトレードをしない」と決めている方も多いので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
トレード手法が確立される
FXのおすすめの時間帯でトレードを重ねていれば、自然と自分のトレードスタイルが確立されていきます。
なぜなら、時間を絞ることによって、チャートが動く特徴を身に染みて理解でき、一つの手法に絞ってトレードできるからです。
一方で全ての時間帯でトレードをしていると、様々なトレード手法が必要になるため、頭がごちゃごちゃになってしまいます。
特にFXを始めて1年以内の方、もしくはこれから始める方は、一つの通貨、一つの手法、一つの時間帯に絞って練習を重ねることが大切です。
何事も一点集中することが成功できる確率を上げてくれますから、日本時間の16時〜18時頃と23時〜25時頃に狙いを定めておきましょう。
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