FXは社会貢献なのか?為替市場があることで経済が成り立つ理由とは?

  • FXはギャンブル
  • FXはノミ行為
  • FXは単なる金儲け

など、特に日本人はFXに対して、あまり良くないイメージがあるのが実際のところです。

そこで今回は、「FXは果たして社会貢献になっているのか?」詳しく解説していきます。

本記事を読めば、FXをやる大義名分を理解できるので、この機会に参考にして頂ければと思います。

では早速ですがまいりましょう!

FXトレーダーは社会貢献できる職業なのか?

ここでは、FXトレーダーが社会貢献している理由についてお伝えします。

資本主義社会は市場経済だから

この世界は、お金のある者が強者の世界。つまり資本主義社会です。

資本主義は民主主義と市場経済によって国と経済が動いており、私達の生活は全て市場(マーケット)の上に成り立っています。

なので、もしも市場が無ければ企業は技術開発やコストダウンを怠るようになり、サービスや価格も企業に有利な体制になってしまいます。

すると、消費者にはメリットがなくなり、市場から競争がなくなってしまいます。

したがって、市場(マーケット)があることで経済の均等が図れ、為替市場でも為替レートの変化やドル需要・供給の変化が起こるのです。

FXが無くなったらどうなるか?

FX(為替市場)がもしも無くなったら、日本や世界はどうなるのでしょうか。

為替市場が無くなったら

  • どのお店も同じ値段になる
  • どのお店でも値段が高くなる
  • 同じ顔ぶれの会社が落札する
  • 会社の競争が無くなり独占する
  • ガソリンや天然ガスを輸入できない
  • 車や電気が使えなくなる
  • 海外との取引できる企業が無くなる

など、FX(為替市場)が無くなると、上記のように沢山の悪影響を及ぼします。

なので、仮想通貨のような「世界統一通貨」が現れれば、為替市場の旨味が無くなり、世界の均等が取れなくなるので短期的には仮想通貨は流行らないでしょう。

つまり、FX(為替市場)があることで市場が成り立っており、ある意味FXは無ければならない職業です。

FXトレーダー自身は「社会貢献をしていない…」と思っていても、“大局的に考えると社会貢献になっている”と言えるでしょう。

FXで儲かったら税金を納めて社会貢献

FXで社会貢献をしたいからといって、FXをする人は一人もいないでしょう。

ですが、FXで儲かったら税金を納めて結果的に社会貢献になるため、「社会貢献したい→FX」ではなく「FX→社会貢献」ということになります。

また、FXで負けた人も相場に供給したことになり、結果的に社会貢献になるのです。これがまさしく資本主義社会のルール。

要するに、FXで儲けた人は多くの人に対して与えるものが大きく、所得税、住民税、事業税など、多く収めることで社会に貢献していることになります。

貿易の不均衡を是正している

FXが社会貢献している理由は、貿易の不均衡を投資資金によって是正している役割を果たしているからです。

具体例

例えば、日本とアメリカの自動車の輸出入で例えると、日本車が大量にアメリカで売られたとします。

その時アメリカはドルで日本企業に支払うため、日本企業は従業員の給与払いの際円に両替します。

円に両替すると円の価値が高まり、ほっとくと実態との乖離が激しくなり、さらに円高が進みます。

つまり、この実態との乖離を是正しているのがFXです。

要するに、一人ひとりのトレーダーが社会貢献だと思っていなくても、この世界にFXは無くてはならない仕組みなのです。

実需筋・投機筋が市場に必要だから

実需筋とは?

実需筋は、輸出入に伴う外国為替取引を行う機関投資家のことです。

為替変動によって収益を得ようとする目的で売買していないので、淡々と取引する特徴があります。

投機筋とは?

投機筋は、短期的な値動きの変化から利益を獲得する投資家のことです。

ヘッジファンドや機関投資家の売買が、株価や為替価格の変動に与える影響が大きいです。

実需筋が為替相場に必要なのはともかく、では「なぜ投機筋が必要なのでしょうか?」。

それは、投機筋がないと市場が「価格決定」の機能を失い、崩壊してしまうからです。

例えば、スーパーを例に挙げてお伝えします。

例:スーパー

仮にスーパーで肉を1日に100個売りたい側と、50個の肉を買いたい人がいるとします。

差し引き50個は取引が成立しますが、売り側は50個残ってしまいます。

では、困った売り手はどうするでしょうか?もちろんお肉の値段を下げます。

すると、投機筋が「今肉を買って後から売れば儲かるかもしれない」と考え、余った肉を買いあさります。

ですが投機筋が一切市場に存在しなかったらどうすればいいでしょうか?

肉の価格がどんどん下がってしまい、値段が付かなくなってしまうのです。

要するに、投機筋がないと売買が行われないため、市場が崩壊(肉が腐ってゴミ箱行き)になるのです。

つまり、FX(為替市場)はこの世界に必要な職業であり、案外社会貢献にも繋がっているのです。

FXトレードは海外との貿易や経済活動を活発にしている証拠

FXがこの10〜20年で普及したことによって、多くのお金が入ってきました。

FXは通貨ペアの両替なので、両替に使用するお金が沢山あるということは、結果的に海外との交流が増えることです。

つまり、FXトレードで通貨を取引するというのは、積極的に海外との貿易や経済活動を盛んにすることに繋がっているということになります。

要するに、FXをすることは経済活動、社会貢献、市場経済の流動性など、積極的に促進しているのです。

FXトレーダーは、為替市場を支えており、世界中の人々が生活していく上で、なくてはならない職業のひとつです。

なので、FXをやる大義名分として、大局的に考えると「世界との交流や経済の発展のためにやってい」と考えるようにしましょう。

まとめ:FXトレードが社会貢献に繋がる理由について

いかがでしたでしょうか。

FXトレードが社会貢献に繋がっている理由について、理解して頂けたと思います。

では、改めてまとめを紹介します。

FXが社会貢献である理由

  • 資本主義社会は市場経済
  • 儲かったら税金を納める
  • 貿易の不均衡を是正している
  • 実需筋・投機筋が市場に必要
  • 世界との交流や経済の発展のため
  • FXは無くてはならない分野

FXはお金が関わる様々な分野に必須であり、世界中の経済の発展のために社会貢献しています。

とはいえ、中にはFXで稼ぐことに罪悪感を抱く方もいらっしゃるでしょうが、FXをやられている方はお金を提供している側です。

なので、FXで利益を出すことは正当な行為であり、自分の目では見えませんが、社会貢献に繋がっていることを理解しましょう。

したがって、FXに対するネガティブなイメージは払拭し、自分の仕事に誇りを持ちましょう。

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