- FXで適当にエントリーするとどうなる?
- 適当にエントリーして勝てる手法って?
- どうしたら勝てるようになるか教えて?
こんな風に、疑問を抱き本記事まで辿り着いたと思います。
そこで今回は、適当にエントリーした方が逆に楽に勝てる相場について、詳しく解説します。
本記事を読めば、FXに対しての向き合い方が変わるので参考にして頂ければと思います。
ではまずは、そもそもFXで適当にエントリーしたらどのくらいの確率で勝てるのか?についてお伝えします。
簡単に読む目次
FXで適当にエントリーしたら勝てるのか?
FXでチャート分析せず、ノリと勢いで適当にエントリーすると2分の1の確率で勝負が決まります。
まさしく「ギャンブル」です。
FXは確率論の世界なので、適当にトレードして初めは勝てたとしても、いずれ勝率は50%に収束します。
これを「ギャンブルの誤謬(ごびゅう)」と言います。
ギャンブルの誤謬とは?
ギャンブルの誤謬
例えば、5回コイン投げをして表に出る回数と裏に出る回数を数えたとします。
これまで4回連続表が出たからといって、それが次のコイン投げの結果に影響を与えることはありません。
次のコイン投げの結果は「表1/2」「裏1/2」の確率です。これがギャンブルの誤謬です。
ですが、ギャンブルの誤謬を知らない人は、「次は裏が出そうだ!」と思ってしまい、無意識にギャンブルトレードをしてしまう。
つまり、コイン投げで表が出る確率も裏が出る確率も1/2ですが、連続して表や裏が出ると「次も同じ面が出るはずだ」と間違った論証をしてしまうのです。
FXで例える「ギャンブルの誤謬」
FXに置き換えると、ギャンブルのように適当にエントリーし10回連続で勝てたとしても、その分の損失を被る確率が高い。
どういうことか?それは、適当にエントリーして10万円稼いでも、いつか同じ10万円の損失を被る可能性が高いということです。
それが故に、FXを始めて数ヶ月以内でマーケットから退場していく方が後を絶たないのです。
この部分を知っている人と知らない人とでは、今後の人生においてFXや株式投資をやる上で、雲泥の差になるので抑えておきましょう。
ギャンブルの誤謬は、今現在上手くいっているとなかなか気付かない特性があるので注意しましょう。
FXは勝率を上げても勝てない仕組みになっている
FXで意識すべきは勝率ではない
どういうことか?仮に勝率が70%だったとして、1回の利益で2万円、1回の損失が5万円だったとします。
計算式
10回トレードを重ねて7回勝てば、「2万円×7回トレード=+14万円」を稼ぐことが可能です。
計算式
一方で3回の負けトレードでは、「5万円×3回トレード=−15万円」のマイナスです。
つまり、この場合だと、どんなに勝率が高くても1万円の負けになり、トータルの利益ではマイナスになるのです。
ではどうするべきか?それは、「損小利大」を徹底する他ありません。
損小利大を徹底する
損小利大とは?
損失は小さく抑え、利益を大きく伸ばすことで、トータルで利益を大きくすることです。
FXは適当にエントリーしても勝てる方法はありませんが、「損小利大」を徹底すれば勝てるようになるかもしれません。
では、どのように損小利大を意識すればいいのか?それは、“トレードルールを徹底すること”です。
例えば、
- 一度のトレードで〇〇pips稼げればOK
- 損切りは抵抗線を抜けたら損切りする
- ワンショットワンキルで仕留める
- ナンピンは一度だけ
- 資金量にマッチしたロットで取引する
- 私生活から感情的にならないようにする
- 月曜日の朝はトレードしない
などなど、損小利大を実現させるには、相場に感情を介入させず、淡々と機械的にトレードすることが求められます。
なので、自分の過去のトレードから検証を重ね、「どうしたら損を小さく、利益を大きくできるのか?」トレードルール を構築しましょう。
FXは心理ゲームなので、「FXで稼ぎたい」と思わずチャンスが来たら適当にエントリーして稼ぐことを意識した方が、自ずと結果が付いてきて合理的です。
FXは勝つか負けるかの勝率より資金管理とメンタルが大切
かの有名な一流投資家B・N・F氏が下記のような言葉を残しています。
上記の言葉から分かるのは、チャートが上がるか?下がるか?は誰にも分からないので、予測してはいけない。
それよりも重要なのは、利益を積み重ねていくための「資金管理」と「メンタル」が重要だということです。
では、どうして相場では、資金管理とメンタルが重要なのでしょうか?下記で詳しく解説します。
なぜFXでは資金管理が重要なのか?
FXで安定して利益を稼ぐためには、資金管理が一番重要といっても過言ではありません。
なぜなら、資金管理ができていないと、一瞬で資金を溶かしてしまうからです。
具体例
例えば、資金管理がしっかりしているAさんと、資金管理をしていないBさんがいたとします。
Aさんは資金量に応じたレバレッジの制限をしているので、コツコツ利を積み重ねられます。
一方でBさんは勝つことだけを考えレバレッジ10倍以上でトレードし、大きく負けて大きく勝つトレード手法。
それに加えBさんは感情的な性格で、トレードで負けてしまうと、さらにレバレッジを高くしてトレードしてしまう。
Aさんはコツコツ利益を伸ばせているのに対し、Bさんは一気にお金が増えますが、一気にお金が減る現象に陥ります。
この例は極端かもしれませんが、徹底した資金管理ができていないと、相場の世界では生き残れない上に稼ぎ続けることは厳しいです。
つまり、資金管理を無視してFXで適当にエントリーしても、いずれ大きく負けてしまう日が来るのです。
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なぜFXではメンタルが重要性なのか?
FXで稼げるようになるには、トレーダーにとってメンタルが最も重要と言われております。
なぜなら、メンタルが強くないとFXでは勝てないからです。
どういうことか?
それは、メンタルが弱いと自分のトレードルールを信じられず、すぐに感情的になって、やってはいけない行動をしてしまうからです。
例えば、
- 損切りする場面で損切りできない
- 利確する場面で利確できない
- 恐怖心からエントリーがズレる
- 時々ギャンブルトレードがしたくなる
- なんとなくでエントリーしてしまう
- 1日の収支にノルマを敷いている
などなど、メンタルが弱いと自制できず、自分からわざわざ失敗する確率を高めてしまうのです。
特に恐怖心やプレッシャー、お金を稼ぎたいという欲望が強過ぎると逆に空回りしてしまいます。
なので、自分自身の強み・弱みを理解せず、FXで適当にエントリーしても勝てるようにならないのです。
ポイント
BNF氏が仰る通り、まずは資金管理とメンタルを鍛えることが勝てるようになる秘訣かもしれません。
【参考記事】はこちら▽
FXは適当にエントリーしても稼げるが、優位性がないと長期的に勝てない理由
FXは適当にエントリーして、仮に稼げたとしても長期的に考えると意味がありません。
なぜなら、それは直感トレードであり、“その場しのぎだから”です。
どういうことか?というと…
長期的に考えると、そのトレードは何の優位性にもならず、逆にそのトレードが正しいと誤認してしまうことすらあるということです。
これはとっても危険なことなので、今現在はたまたまうまくいっているだけなのに、それが正しいトレード手法なんだと思ってしまうのです。
そのため、数ヶ月勝てたとしても、年間を通じては稼げていないといった事態に陥るので、適当にエントリーして勝てても意味がないので注意しなければいけません。
つまり、FXは適当にエントリーすれば2分の1の確率で勝てますが、根拠や優位性がないと、確率論的には長期的に勝てなくなってしまうのがFXの世界なのです。
このことを知っている人と知っていない人とでは雲泥の差になるなので、これからFXを始められる方は特に意識しておきましょう。
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FXで適当にエントリーしても勝てる確率の高いケースとは?
ここでは、FXで適当にエントリーしても勝てる確率の高いケースをいくつかご紹介します。
全ての時間足でトレンドを形成している時
ここでは、ドル円相場でお伝えします。
ドル円相場で、リスクオフ(円高)もしくはリスクオン(円安)の場合、時々全ての時間足で同じ方向を向いている場合があります。
例えば、
- 月足=右上上昇↑
- 日足=右上上昇↑
- 4時間足=右上上昇↑
- 1時間足=右上上昇↑
- 30分足=右上上昇↑
この場合、全ての時間足でトレンドが形成されているため、適当にエントリーしても短期トレード(スキャルピング)であれば、初心者でも稼ぐことが可能です。
月足レベルまで出るのは珍しいですが、月足まではっきりトレンドが出れば旨味があるので抑えておきましょう。
「月足→日足→4時間足→1時間足→30分足」と長期足から短期足を見てチェックしてみてください。
これは俗にいうトレンドフォローと言われる手法です。
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ある通貨ペアとの相関関係がある時
もう一つFXで適当にエントリーしても勝てる確率の高いケースがあります。
それは、ある通貨ペアとの相関関係から判断して、エントリーする方法です。
例えば、ゴールドとドルは逆相関関係と言われ、ドル高の場合はゴールドは売られ、ドル安の場合はゴールドは買われることが多いです。
- ゴールド(上)↑ドル↓(下)
- ゴールド(下)↓ドル↑(上)
また、WTI原油先物の場合ドルとの相関関係があると言われ、ドル買いが起こるとWTI原油先物も買われ、ドル売りの時はWTI原油先物も売られる傾向が高いです。
- WTI原油先物(上)↑ドル↑(上)
- WTI原油先物(下)↓ドル↓(下)
米10年債も同じで、金利が低下するとドルが売られ、金利が高くなるとドルが買われる相関関係があるので、それを理解していればトレードしやすいです。
- 米10年債(上)↑ドル↑(上)
- 米10年債(下)↓ドル↓(下)
このように為替相場では、ある一つの金融商品が動くと他の商品も動く傾向が高いです。
なので、チャートをあまり見ず、FXで適当にエントリーして勝ちたいなら、相関関係を頭の片隅に入れてトレードすることをオススメします。
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FXは資金管理・メンタル・優位性など、様々な要素が重なって勝てる
いかがでしたでしょうか?
FXは適当にエントリーすると2分の1の確率で勝敗が決まりますが、優位性や根拠があるとさらに勝率が高まります。
とはいえ、勝率が上がっただけでは勝てるようにならないので、資金管理のルールを守ること、メンタルを鍛えることも大切です。
今まで適当にエントリーして勝ててきた人、これからFXを始めて稼ぎたいと考えている人は、この機会に抑えておきましょう。
では改めてまとめをお伝えします。
まとめ
- FXでは「ギャンブルの誤謬」が働く
- 1/2の確率で勝てるが最終的には負ける
- 損小利大を徹底する
- 資金管理のルールを守る
- メンタルを鍛え、機械的にトレードする
- 優位性や根拠を持ってトレードする
FXは適当にエントリーして勝てる確率は1/2ですが、それが長期となると、結果は収束し結果的に負けてしまいます。
つまり、資金管理があっての勝率であり、メンタルがあっての勝率であり、優位性や根拠があっての勝率だということを忘れてはいけません。
それだけFXは様々な要素が働くため、いかにギャンブル要素を排除できるかが、FXで長期的に勝っていけるかどうかのポイントなのです。
FX初心者にオススメの証券会社とは?
では最後にFXをこれから始めたい方はにとって、一番肝心な証券会社選びについてお伝えします。
やはり証券会社によって特徴は異なるため、証券会社選び一つとっても勝率に大きく影響を与えます。
特にFX初心者の方は、下記のポイントを考慮して選ぶことをオススメします。
FX会社を選ぶポイント
- 大手FX会社・大手証券会社を選ぶ
- スプレッドが狭い(手数料が安い)FX会社を選ぶ
- 口コミ・評判のいいFX会社を選ぶ
- 約定率の高いFX会社を選ぶ
- 海外FX会社は怪しいところが多いので要注意
- 有名なFXトレーダーが使用している業者を選ぶ
- キャンペーンが充実しているFX会社を選ぶ
などが挙げられます。
大手で知名度が高く、口コミ・評判の良いFX会社はトレードがしやすいので、これは間違いありません。
一方で知名度が低く、利用者が少ないFX会社はサービス提供力が低いので、あまりオススメしません。(海外FX口座は尚更です)
下記では、大手FX会社を厳選して3社紹介します。
DMM FX
> DMM FX
- FX初心者から上級者、幅広く選ばれているDMMFX
- 「もちろんスマホからでも取引可能」アプリで楽々トレードできる
- 世界第2の取引量を誇る会社なので、信託銀行で安全に管理
DMM FXは国内ナンバーワンのFX口座数を誇り、2020年のデータでは“800,000口座”を誇っています。
初心者トレーダー、会社員、主婦、大学など、多くの人選ばれ、一番人気のFX口座と言えるでしょう。
FXで1日1万円を稼ぎたいなら、入金時に数十万を入れ、ほどよい緊張感を保ちながらFXに臨んでみてください。
DMM FX利用者の多くはFXトレードを副業として成立させています。
LINE FX
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みんなのFX
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別に上がる上がらないなんて予想しなくていいんだからさ。
早くそこに気が付こう。
マーケットはいつだってどのようにでも動くんだから、
連続性の中で利を積み重ねていくマネージメントの方がそれらも包含して、自然と勝てていけると思うな。
BNF氏