FXは確率論の世界？期待値の高いところでトレードできるかが成功の鍵

こんな風に、FXで大切な確率論について詳しく知りたいと思い、本記事まで辿り着いた方は多いでしょう。

そこで今回は、「どうしてFXは確率論が大切だと言われるのか？」「FXの確率論の考え方とは何なのか？」について詳しく解説していきます。

特に勝てるトレーダーは、確率論を把握した上でトレード戦略や手法を固めているので抑えておきましょう。

では早速ですがまいります！

どうしてFXは確率論なのか？

確率論とは、偶然起こった試行回数の中で見られる現象を厳密に論ずる数学の分野です。

そして、勝ち組トレーダーは「FXとは確率の世界であり、いかに期待値の高いところでトレードできるかが鍵」と理解しています。

なので、連敗したとしても「確率的にはFXではあり得ること」「いつも通りのトレードを心掛けよう」と考えることができるのです。

これは連勝した時も同じで、「10連勝したからそろそろ負けるかも」「負けたとしても平常心でいよう」と考えられます。

つまり、FXトレードで継続的に勝つには、「様々な要素を組み合わせ、自分なりの確率論を確立させることが成功の近道」といっても過言ではないでしょう。

FX初心者はトレードの考え方が間違っている

FX初心者のマインドは負け組脳

FX初心者はトレードに対しての考え方が間違っているので、なかなか勝てません。

例えば、

こんな風に考えは、いつになっても勝てるようにならず、悪循環サイクルに陥ってしまうことが多いです。

一般的には、負けないための考え方だと思われるかもしれませんが、FXでは全く異なります。

なぜなら、相場はあなたの都合で動いてくれませんし、感情を介入させてしまうと負ける確率が高いからです。

つまり、「負けたくない」という気持ちが強過ぎると大損し、一方で「別に負けてもいい」という気持ちだと勝ててしまうのです。

プロトレーダーでも100%は勝てない

FXの世界では、どんなに成功されているプロトレーダーでも100%勝つことは不可能です。

勝ち組は「損小利大」を意識して、小さく負けて小さく利益を積み重ねていく、コツコツトレードが大半です。

FXのチャートは上がるか？下がるか？だけのマネーゲームなので、どんなにプロでも負けることは当たり前です。

勝つことだけ考えると、エントリーした直後に逆行した時、損失を出すことに恐怖心を感じてしまいます。

なので、相場に感情を介入させてしまうと、トレードルールやトレード手法が滅茶苦茶になるので注意しなければいけません。

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FXが確率論なのは大数の法則が働くから

大数の法則を具体的にFXトレードで解説していきます。

大数の法則のFXトレード例

FXはチャートが上がるか？下がるか？だけなので、“2分の1の確率”です。（コインの表と裏と同じです）

この設定に大数の法則を適用させ、何度もランダムにトレードを重ねると、チャートが上に上がる確率・下がる確率は2分の1に近づいていきます。

とはいえ、初心者トレーダーや負けトレーダーの大半は、大数の法則を理解していません。

そのため、連続で負けたら「この手法は本当に勝率が高いのか？」「次トレードしたら負けるのではないか？」と焦ってポジポジ病に陥ってしまうのです。

要するにトレード手法やトレードスタイルを確立させするには、数回、数十回の勝敗で判断せず、何百、何千とトレード経験値を積んでから判断しましょう。

そして、コツコツドカンと損を出さないためにも、損切りラインを決めて損失を確定させることが大切です。

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2021年2月18日

FXが確率論なのはプロスペクト理論が働くから

例えば、

どっちを選ぶ人が多いのか？というと、前者の「確実に10万円貰える宝くじ」です。

プロスペクト理論のFXトレード例

FXトレードで例えるなら、含み益が出ている時は、「せっかく稼いだ利益を減るのが怖い」という心理が働き、すぐ利確してしまう。

一方で含み損が出ている時は、「待っていれば戻ってくるだろう」という心理から損失を許容してしまうのです。

つまり、人間は確実に貰える利益は得したいと考える一方で、なるべくリスクを取りたくない、損をしたくないという心理が働くのです。

FXではプロスペクト理論が強く働くため、理解しているのとしていないのでは確率論的にも勝率が上がっていきます。

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2021年6月7日

期待値や勝率を把握しておく

自分のトレードの勝ちパターン、負けパターンを把握し、毎月平均どのくらいの利益を出しているのか？など、数字として可視化させましょう。

などを把握しておきましょう。

全てのトレードを数字として可視化させることで、自分にマッチした手法やトレードルールを最適化させることが可能です。

すると、課題点や改善策がすんなりと見つけられるようになるので、常に数字として考える習慣を付けてみましょう。

現状のFXで稼げる確率（勝率）を把握しておく

あなた自身が今現在、FXで稼げる確率を把握しておくことは非常に大切なことです。

なぜなら、勝率を理解しておけば、損失に対しての向き合い方がガラッと変わるからです。

例えば、もしも今現在、今月一度も負けていないなら、「そろそろ負けるかもしれない」「その時は損切りをちゃんとしよう」と考えられるようになります。

はたまた、コツコツ利益を積み重ねられるが、一度の損失で大きく負けるなら、「損切りをちゃんと守ろう」という意識が強くなります。

つまり、自身のFXで稼げる確率を理解しておけば、ミス（損切り）を想定し、心の準備をしておくことができるようになるのです。

すると、「大数の法則」や「プロスペクト理論」が働く余地がなく、機械的にトレードができるので、ますますトレード手法やスタイルが確立されていくでしょう。

FXは年間トータルで勝つという意識を持つことが大切

今回は、FXは確率論である理由について詳しく解説してきました。

どんなにプロのトレーダーでも、勝率100%な人間はこの世界にはいません。

つまり、FXで稼ぐには月や年間の収支で、トータルプラスに持っていこうとする意識が大切なのです。

そして、トータルで勝つには、細かい勝率や得意不得意のチャートを把握し、自身のトレードを数値化させてトレードスタイルやルールを確立させましょう。

FXを確率論で見れるようになれば、徐々に勝率が上がっていき、損切りもしっかりと守れるようになること間違いなし。

ついFX初心者は手法にこだわりを持ちますが、それよりも大切なことは、「確率論」「チャート心理」だということを忘れないようにしてください。

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