- なぜ月曜日はトレードしないの?
- 他の曜日はトレードしていいの?
- どうして月曜日だけダメなの?
こんな風に、疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。
Twitterやネットで検索すると、多くのトレーダーが言っているので、「どうしてなのかな?」と疑問に思ったことでしょう。
そこで今回は、「どうして月曜日はトレードしないと判断するトレーダーが多いのか?」について詳しく解説します。
本記事を読めば、今まで疑問に思っていた問題を解決できる“きっかけ”を掴めるので、今後のトレードで意識してみてください。
では早速ですがまいりましょう!
簡単に読む目次
FXで『月曜日はトレードしない!』と判断する理由
東京時間は先週の値動きに影響する
月曜日の東京時間は、17:00時(夏16:00)から始まるロンドン市場、23:30時(夏22:30~)から始まるニューヨーク時間も休場なので、市場参加者が非常に少ないです。
そのため、月曜日の東京時間は値動きがあまりなく、チャートが動かないため特に午前中は旨味がありません。
また、先週の値動きの流れが、そのまま翌週の月曜日に引き継がれる場合が多く、円高傾向ならチャートが下に、円安傾向ならチャートが上に登っていく場合があります。
とはいえ、思惑通りに動いてくれない場合が特に月曜日は多いため、値動きの予測がなかなか読めず、「月曜日はトレードをしない」と判断するトレーダーが多いのです。
週末の相場状況が月曜に現れやすい
先週の日本時間の金曜日・土曜日に大きな事件や事故、要人発言や経済のニュースが入ると、次週の月曜日の値動きが読みにくくなります。
特に始値で大きく動く場合は、週末に何かしらのニュースが出ている場合が多く、急にチャートが激しい動きになるケースもあります。
FXトレーダーは主にテクニカル分析を行なっているため、急な動きは予測と反するので、なかなかエントリーできないトレーダーが多いのです。
土日も経済は動いている
為替は平日しかチャートは動かないため、ついFXトレーダーは平日の情報をもとに次週のチャートの予測を立てるケースが多いです。
ですが、経済というのは土日・祝日も動いている訳ですから、土日の情報も考慮しなければならず月曜日の相場は難しくなりがちです。
高値更新・安値更新で判断が決まる
週の始めとなる月曜日は、ロンドン時間、ニューヨーク時間で高値更新するか?それとも安値更新するか?で判断が変わります。
とはいえ、先週の金曜日で前週の週足が完成している訳なので、前週足の高値・安値のどちらを抜けていくか?でも判断が変わります。
そのため、判断材料が多すぎるが故に、なかなか積極的にエントリーできず、「月曜日はトレードをしない」と判断するトレーダーが多いです。
月曜日は方向性がはっきりしない
月曜日は明確なトレンドが発生するまでは、上に行くのか?下に行くのか?方向感が判断しにくい側面があります。
そのため、“逆を突かれてしまうケースも多く予測が外れる確率が高い”ということで、「月曜日はトレードはしない」と判断するようです。
月曜日に動くトレーダー達の心理や市場動向をチェックしよう
ロンドン・ニューヨーク時間
ロンドン時間17:00時(夏16:00)。ニューヨーク時間23:30時(夏22:30~)に参入してくるトレーダーは、勢いで入ってきます。
トレード中の心理は、「今日は高値もしくは安値を更新してやるぞ」という気持ちなので、ガンガンチャートが動きがちです。
ちなみに、高値更新・安値更新を記録する場合は、欧州タイムのボラティリティが出だした頃から、ニューヨーク時間の23時辺りまでです。
このように考えると、月曜日は相場が荒れる可能性が非常に高いため、月曜日は静観しながら戦略を練るのが一番オススメです。
重要指標の結果を受けた後
FOMC等の市場に影響を与えやすい経済指標や、毎月第1週の金曜日に発表される「アメリカ雇用統計」の経済指標。
はたまた、
- 消費者物価指数
- 貿易収支
- GDP
- 生産者物価指数
- 鉱工業生産
- 要人発言
などは、週半ば以降に発表される場合が多いです。
そのため、次週の取引を考えると、月曜は相場観の方向性を見定め、様子見しておく方がベストなタイミングでエントリーしやすくなります。
より慎重に相場状況を判断しながらトレードができるので、普段から「月曜日はチャートがどんな動きをするのか?」チェックしてみてください。
『月曜日はトレードしない!』と判断する一番の理由
FXで「月曜日はトレードしない」と判断する一番の理由は、他の曜日に比べて不安定な時間が長く不確実性高いからです。
それにノートに日々のトレードをメモしている人の多くは、
- 月曜日は成績が悪い
- 月曜日は全く分からない
- 逆を突かれることが多い
と判断され、「月曜日はトレードしない」と判断されているようです。
多くのトレーダーが月曜日に関しては、警戒心が強いので、あまり月曜日には頻繁にトレードしないようにしましょう。
とはいえ、トレード手法や分析方法など、人それぞれトレードのやり方は異なるため、自分にマッチしたトレード方法が一番いいです。
月曜日はトレードせずチャンスを伺うのがベストな選択
上記でお伝えした内容から、月曜日は無理してエントリーする必要はありません。
じっくりと相場分析をし、翌日の火曜日からのトレードに備えた方が、勝てる確率が高まるかもしれません、
というのも、無理に難しいチャートで取引するよりも、トレンドが発生したところで、一緒に波に乗った方が稼ぎやすいからです。
なので、月曜日はトレードをせずチャートを観察していれば、より明確なチャートイメージを掴めるようになり、どんな動きにも対応することができるようになります。
すると結果的に、負ける時もただ単に損切りするのではなく、納得して損切りできます。
また、損失も最小に迎えることができれば、大きな利益も生むことが可能なので、早め早めに行動にしましょう。