FXの「スケベトレード」「スケベロング」「スケベショート」って一体何?

FX界隈で言われているトレード用語、「スケベロング」「スケベショート」「スケベトレード」について詳しく紹介します。

なぜ「スケベトレード」と言われているのか?

なぜFX界隈では「スケベトレード」と言われているのでしょうか。

それは、男の性欲である「お尻を触りたい」といようなスケベ心が、FXでは「思い付き」「直感」「勘」などの感情トレードの比喩として捉えられているからです。

つまり男の「スケベ心」=「感情トレード」が、チャートの逆を突かれてしまったり、損失を被ってしまうのです。

スケベ心から、エントリーして含み損を抱えてしまった時、「こんなはずじゃなかった…」「どうしてエントリーしてしまったのだろうか…」と後悔してしまいます。

これは痴漢行為と一緒です。

自分の本能のまま行動してしまうと、犯罪を起こしてしまいます。後々…

  • 痴漢しなければよかった…
  • 家まで我慢すればよかった…
  • 感情が高ぶり我慢できなかった…

と後悔することと同じです。

これをよくFXの業界では、「スケベトレード」と言われています。

「スケベロング」「スケベショート」「スケベトレード」のFX用語

  • スケベトレード
  • スケベロング
  • スケベショート

などは、自分のトレードルールを破り、「もうちょっと、pips取れるかもしれないな…」という希望的観測です。

極論ギャンブルのような賭けの感情だと言っていいでしょう。

また、類義語の中には、「余計なトレード」「おまけトレード」などの言葉があります。

ちなみに、「スケベロング」や「スケベショート」は、「スケベ買い」「スケベ売り」とも言われています。

とはいえ、語呂がいいため、「スケベロング」「スケベショート」とよくFX界隈では使われています。

スケベ心は自分の感情をコントロールすることで抑えられる

スケベ心=感情的になっていること

男性であれば、誰しもスケベ心は持っていると思います。

とはいえ、相場でスケベ心を持っていると、思いもよらぬタイミングでトレードしてしまい、損失を被ってしまう確率が高まるので要注意。

なぜなら、「スケベ心」=「感情的になっている」証拠なので、冷静に判断できないからです。

すると、思い付きでトレードすることになり、「あと5pipsだけ伸びてほしい…」という気持ちから、損切りに繋がってしまうのです。

スケベ心からくるスケベトレードは、後々後悔するケースが多い上に精神的なダメージも強いので、本当に要注意です。

感情を上手にコントロールする

スケベトレードをしないためには、自分の感情を上手にコントロールすることが改善策です。

例えば、「どんな時に感情的になるのか?」と、トレード中だけではなく、普段の生活でも意識するのです。

すると、自分の感情の起伏のタイミングを知れるので、「〇〇な時に感情的になるから気をつけよう」と改善策を練れます。

そこでオススメなのが、毎日のルーティンを大切にし、些細な感情を揺らぎを確認することです。

そして、感情が高ぶるタイミングを発見したら、「どうしたら冷静になれるのか?」と改善策を考え、行動に落とし込んでいきましょう。

FXトレードで勝てるようになるには、自分と向き合うことが生き残るコツなので、普段の生活から意識してみてください。

まとめ:スケベトレードはNG!ルールを守ってエントリーしよう

スケベトレードは、一か八かの勝負なので、大きな利益を稼げる一方で大きく負ける確率も高いです。

なので、自分のトレードルールを徹底し、感情的にトレードをしないように心掛けてください。

とはいえ、相場は不安定な動きをしますから、柔軟に考えながら、その場の状況に応じ、トレードルールを考慮することが大切です。

ルールに縛られても上手いトレードはできないので、機械的なトレードをしながらも、ローソク足の動向をチェックし判断しましょう。

もしも、「今日の自分は感情が高ぶっているかもしれない…」というスケベ心が働いたら、その日はトレードしないようにすることも大切です。