- トレーダーに才能は必要なのか?
- 何をやっても損失が続いてしまう…
- 自分は才能がないのかもしれない…
こんな風に、株や為替のトレードで損失を何度も出してしまい、自分はトレーダーとしての才能がないかも…と不安を抱く方は多いのではないでしょうか。
特に相場で勝つには、画面の向こう側にいる人間の心理を理解できないと、なかなか勝てるようになれません…。
そこで今回は、トレードに才能は必要なのか?自分に向いているのか?向いていないのか?について、徹底的にご紹介します。
では早速ですがまいりましょう!
簡単に読む目次
トレーダーに才能は必要なのか?
才能や学歴よりも大切なもの
実は株やFXなどのトレーダーになるには、才能は必要ないと言われています。
才能や学歴よりも大切なのが、「いかに日々のトレードスキルを磨き、努力できるか?」がキーポイントです。
なぜなら、トレードのスキルというのは、自動車の運転と同様に、毎日毎日繰り返していくことで上達していくからです。
例えば、自動車の運転は最初のうち、「アクセルはこのペダルを踏んで、ブレーキはこのペダルを踏む…」このような感じで、意識しながらやっと習得できます。
好奇心や興味を持って学べるかどうか
人間は慣れる生き物なので、100回1000回10000回と繰り返していくうちに、意識せずに無意識にできるようになっていきます。
なので、最初はチャート画面を見ても全く分からなくても、毎日繰り返し見ているうちに値動きを研究していると、少しずつ理解できるようになってきます。
要するに、トレードに才能が必要ではなく、好奇心や興味を持ってトレードを学べるかどうか?が勝てるトレーダーになれるかどうかの鍵になります。
トレーダーの才能は自分の努力次第で問題解決できる力がある
トレーダーに才能は必要ないと冒頭でお伝えしましたが、勝ちトレーダーになるには下記の3つが必要不可欠です。
- 学習意欲
- 分析思考
- 自己分析
それぞれ下記で詳しく紹介します。
❶ 学習意欲
一流トレーダーが才能があると言われている理由は、学習意欲があり、何かしらのスキルを付けることが大好きだからです。
そのため、トレードで負けた時も勝った時も、貪欲に学び、結果を掴むために試行錯誤します。
このタイプの人間は、技術や知識を貪欲に身につけて、ますますレベルアップしていくので、スペシャリストになる方が多いです。
❷ 分析思考
一流トレーダーが才能があると言われる理由は、論理的思考を持っていて、自分自身を客観的に見れます。
特にトレードのチャート分析、資金管理など、データからパターンや関連性を見出し、それを用いて構造を分析する力があります。
そのため、勝っているトレーダーは、理系脳をしている方が多く、データや数値を正確に分析することが非常に得意です。
❸ 自己分析
才能があるトレーダーは、自己分析を定期的にしており、得意なこと、苦手なことなどをちゃんと理解しています。
なので、
- マッチした投資手法
- 得意なチャートパターン
- 取引しやすい時間帯
- 苦手な通貨・得意な通貨
など、自分のことを酸いも甘いも知り尽くしています。
なので、才能あるトレーダーになるには、日々のトレードで自己分析を重ね、もっと自分を知る努力をすることが大切です。
チャートは人間の心理が反映された心電図なので、自分と向き合い「どうしてミスをしたのか?」「どうして今回は勝てたのか?」理解することが重要。
一流トレーダー達は才能より努力の大切さを知っている
実際、プロトレーダーや稼いでいる投資家達は、一瞬株価のチャートを見ただけで、「この株上がるかもしれない」と判断します。
では、どうしてこのような感覚を養えるのでしょうか?
それは、先述でもお伝えしましたが、日々チャートで値動きをチェックし、地道に研究を重ね、努力しているからです。
とはいえ、自分は努力しているとは思っておらず、好奇心旺盛な性格から、ワクワクしながら学べるという特徴を持っています。
なので、損を出してしまっても、「まぁこれも勉強代だし、これから勝てるようになればいいや」と損に対して、前向きに考えられるのです。
そして、信じられないかもしれませんが、一流トレーダー達は…
- 次のチャートはこのように動く
- 最近の値動きの癖が分かるようになる
- 値動きのパターンを知ることができる
- チャートが生き物のように見える
- この動きは、ダマシかもしれないな
こんな風に、値動きのパターンが頭に染み込んでおり、反射的に考えられるようになるのです。
あなたも才能あるトレーダーになるためには、まずはチャートの動きを毎日のように眺め、ワクワクしながら学んでいくことが大切になります。
才能あるトレーダーになるには、勝てるまで根気強くやり続けるしかない
トレーダーには努力家が多い
才能あるトレーダーの多くは、世間一般の人から見ると、「楽して稼いでいいな〜」なんて思うかもしれません。
確かに毎日のように会社に出勤して働いている労働者からすれば、「ワンクリックで稼いでいるトレーダーはずるい」とモヤモヤしてしまう気持ちは分かります。
ですが、今稼いでいるトレーダー達は、過去に物凄い量の勉強をし、物凄い量の失敗をし、物凄い量の自己否定をしてきました。
その領域に辿り着くまでがめちゃめちゃ大変なので、今は楽して稼げているように見えるかもしれませんが、物凄い努力家の方ばかりなのです。
最初にとてつもない努力をする
株やFXのトレードは、始めた当初は物凄い努力をして、結果的に一般の仕事よりも楽をして稼げるようになります。
とはいえ、これは個人差があり、1年でトレードスキルを習得する方もいれば、数年間やっても芽が出ない方もいらっしゃいます。
ですが才能あるトレーダー達は、自分を信じ勝てるようになるまで、根気強く継続した人しかいません。
なので、株やFXは専門用語のオンパレードで全く分からない…と思わず、どんどん勉強して前へ進んでいくことが非常に大切です。
しかもトレードや投資の金融の世界は、ピラミッドの頂点に君臨するものなので、どんなビジネスよりも稼げるチャンスがあります。
それを「専門用語が多いから無理…」みたいに、みすみす逃しては勿体ないですし、稼げるトレーダーになるのは難しいです。
まずは、分からない単語があったら調べる。
そして、何度も何度もトライし、失敗したらPDCAを回して解決策を見出していきましょう。
まとめ:トレーダーに才能は必要ではないが「努力する才能」は必要
いかがでしたでしょうか?
トレーダーに才能は必要ないが…
- 自己分析
- 問題解決力
- 分析力
- 学習意欲
- 継続力
など、努力する才能は必要不可欠だとご理解いただけましたでしょうか。
これはトレーダーに限らず、どんな職業にでも当てはまることですね。
まずは自分の強みや弱みを理解し、FXトレードが「自分に向いているか?」「向いていないか?」を認識することから始めてください。
実際にトレードを一年ほどやり込めば、「自分にはトレーダーとして向いているかもしれない」と確認できるので自信を持てますからね。