- 三角持ち合いブレイクとは?
- チャートパターンを教えて!
- チャンスをモノにするには?
こんな風に、疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか?
三角持ち合いのブレイクをモノにできれば、大きな利益が見込める一方で、損失を膨らませてしまう危険性もあります。
チャートは上昇と下降を繰り返しながら推移しましが、変動幅が大きいこともあれば小さいこともあります。
そして、徐々にチャートの幅が縮まってくると、三角持ち合いのチャートが形成することが多く、最後にドカンと数十pips〜数百pips動くことがあります。
そこで今回は、「三角持ち合いでブレイクを狙う方法」「三角持ち合いのチャートパターンの見つけ方」について紹介します。
では早速ですがまいりましょう!
簡単に読む目次
三角持ち合いブレイクのチャートパターン
三角持ち合いのチャートパターンが現れると、どんどんな幅が狭まっていき、世界中のトレーダー達が「ブレイクするかどうか?」のチャンスを伺います。
テクニカル分析では、アセンディングトライアングル(上向き三角形)とも呼ばれています。
下記のチャートは、「2021年3月25日のドル円の5分足」です。
5分足:三角持ち合いブレイク
チャートを見ると、三角持ち合いがブレイクしていることが分かります。
そして、下記のチャートは日をまたいだ「2021年3月26日のドル円の15分足」です。
15分足:三角持ち合いブレイク
ここでも芸術的な三角持ち合いのチャートが形成しており、その後に爆発的にチャートが上昇していることが分かると思います。
このブレイクタイミングをモノにできれば、大きな利益を獲得できるので、決して見逃さないように目を見張っておきましょう。
ちなみに、三角持ち合いブレイクが起こる前と後で見比べると、その破壊力的なチャートの動きが凄いです。
一度ブレイクすると、さらにチャートが上昇するもしくは、急に下降していくこともあるので、ブレイク後の動向も要チェックです。
三角持ち合いブレイクの3つのチャートパターンを紹介
ここでは、三角持ち合いのチャートパターンを3つ紹介します。
- 上三角形(三角持ち合いブレイク)
- 下三角形(三角持ち合いブレイク)
- 二等辺三角形(三角持ち合いブレイク)
上三角形(三角持ち合いブレイク)
上記の画像は、綺麗な「上三角形」の三角持ち合いブレイクのチャートパターンです。
上三角形のチャートパターンは、アセンディングトライアングルと言われており、下降するのではなく上昇するケースが多いです。
レジスタンスラインを軸として、どんどん下値を切り上げ、最終的にブレイクしている事が分かると思います。
ローソク足の大きさを見ても分かるように、世界中のトレーダーがタイミングを見計らっています。
値幅はかなり大きなものになるので、ブレイクのタイミングをしっかりと見定めれば、かなりの利益を得る事が可能です。
下三角形(三角持ち合いブレイク)
上記の画像は、綺麗な「下三角形」の三角持ち合いブレイクのチャートパターンです。
下三角形のチャートパターンは、ディセンディングトライアングルと言われており、上昇するのではなく下降するケースが多いです。
サポートラインを軸にして、どんどん上値を切り下げ、最終的にブレイクしている事が分かります。
とはいえ、三角持ち合いチャートは騙しが増えますから、待って待って待って、短期足を見てタイミングを見定めることが大切です。
二等辺三角形(三角持ち合いブレイク)
上記の画像は、綺麗な「二等辺三角形」の三角持ち合いブレイクのチャートパターンです。
まるで投資の教科書のような、芸術的なチャートです。
上値を抑えるレジスタンスラインと、下値を支えるサポートラインが、チャートを徐々に収束させ、二等辺三角形を形成し最終的にブレイクして暴落しています。
ポイントは値動きです。急速に暴落するタイミングは、短期足の急速な動きで分かるので、ローソク足の高速な動きに付いてきましょう。
三角持ち合いブレイクを見つけるための探し方・ラインの引き方
では次に、「三角持ち合いブレイクを、どのように見つけられるのか?」下記の順に解説していきます。
- トレンドラインを把握する
- マルチタイムフレーム分析
- 大陽線・大陰線が現れる
トレンドラインを把握する
まずはトレンドを把握してトレンドラインを引きます。
では、どのように引くのか?というと、1時間足、4時間足、日足をチェックし、高値と高値でラインを引き、安値は安値でラインを引きます。
すると、チャートの方向性を把握できます。
ポイントは、ローソク足のヒゲとヒゲを綺麗に点と点で結び、綺麗なトレンドラインを引く事です。
そして、そのトレンドラインの中で「上三角形」「下三角形」「二等辺三角形」になっているチャートパターンを見つけましょう。
マルチタイムフレーム分析を活用する
三角持ち合いブレイクを見つけるには、マルチタイムフレーム分析を活用して三角形になっているチャートパターンを探しましょう。
なぜなら、5分足、15分足、30分足などの短期足で三角持ち合いになっていても、1時間足、4時間足、日足では三角持ち合いになっていない場合があるからです。
なので、まずは長期足から三角持ち合いになっているかを探し、そして、もしも三角持ち合いを見つけたら、短期足でも探し出しましょう。
そして、長期足、短期足、両方とも三角持ち合いのチャートパターンになっていれば、それが根拠になるので、ブレイクする確率が高いといっていいでしょう。
大陽線・大陰線が現れる
三角持ち合いブレイクを見つける最大のポイントは、先述でもお伝えしたように、短期足・長期足の両方で三角持ち合いを形成しているかどうかです。
すると、強烈な大陰線・大陽線が現れる事が予想されます。
もし大陰線・大陽線のどちらかが現れたら、トレンドが発生する確率が高まるので、ブレイクのタイミングを掴めれば大きな利益に繋がります。
もちろん、なかなか絶好のタイミングは現れませんが、いくつかの根拠が重なれば、エントリーしてもいいでしょう。
三角持ち合いブレイクは成功確率の高いチャートパターン
三角持ち合いブレイクは、絶対にモノにしたいチャートパターン です。
なぜなら、世界中のトレーダー達が三角持ち合いブレイクを狙っているので、あなたにも勝利を手にするチャンスがあるからです。
また、この三角持ち合いブレイクは、ローリスクハイリターンなので、三角持ち合いを見つけられればこっちのものです。
なので、自分のトレードスタイルの中に「三角持ち合いブレイクがある」と理解し、しっかりとトレード手法に入れましょう。
もしもブレイク時に大きな利益を手にできれば、トレード根拠が明確になり、それが確信へと変わる事間違いなしです。