こんにちは、タケロウです。私は現在FX歴4年です。
今日は私がFX1年目にやらかした大損経験について語らせて頂きます。
どうか反面教師にして頂ければ幸いです。
本記事ではタケロウさんの取材記事をまとめ、「FXで損切りしない愚かさ」「なぜ損切りしなければいけないか」について深く解説していきます。
最後まで読めば、資金管理やリスクリワードについて学べること間違いなしです。
ではまず、FXで退場してしまう原因を見ていきましょう!
簡単に読む目次
FXで退場してしまう人は損切りができない
FXで退場する人に共通している点は、「損切りができない」ただそれだけです。
損切りができなければ大きな損失を抱え、証拠金維持率を割り込み、強制ロスカットされてしまいます。
するとどうなるか?
追証が発生してしまい、追加で入金しなければいけなくなってしまうのです。
何度もこの繰り返しをしていると元本が少なくなり、消費者金融からお金を借りてくる方もいらっしゃいます。
特に一度でもお祈りトレードでお祈りが叶ってしまった経験があると、損切りができなくなる確率が高まります。
なので、「損切りができない人」=「FXで退場してしまう人」と強く認識しておきましょう。
FXはリスクリワードを決めて損切りをしていれば、一気に資産は無くならないので、特にFX初心者はトレードルールを守ることから始めてください。
FXで損切りしない手法で失敗したケンタロウさんの例
タケロウさんは100万円からFXを始め、6年間で8000万円まで資産を増やされました。
ですが、たった一度のミスで8000万円が330万円に…。
そして、次に彼は「損切りしない手法」という名の情報商材にのめり込んでしまいました。
YouTubeを見て興味がてら商材を買ったそうです。
その手法は海外FX口座で、最大レバレッジを利用し両建てポジションをある一定のpipsを離して持っておくだけという手法だそうだ。
広告宣伝には「絶対に負けない手法」と謳っていたとのこと。(あからさまな詐欺ですね)
海外FX口座というだけでも怪しいですし、絶対に負けない手法なんてあったら苦労しない。
当時、タケロウさんは、大きな資産を失ってしまい冷静な判断が取れなかったのでしょう。
彼もこのように仰っていました。
1日で8000万の資金を失ったら、何かにすがりたくなってしまったとのこと。
結局彼は30万円する情報商材を購入し、労働で貯めた資金500万円と残りの200万円、合計700万円を投入しました。
ただ、その手法は両建てナンピン手法なので、一度資金を入れてしまうと資金が引き出せなくなってしまうリスクがあったそうです。
なぜリスクなのか?それは、含み損を持っているポジションがある場合、口座内資金は一円たりとも引き出せない仕組みがあるからです。
4年間一度もお金を引き出せず、貧乏生活をしていたそうだ。そして、最終的に資金は増えたのか?
4年間でたったの6万円しか稼げなかった…。
とのこと。
そして、彼は海外口座に入っている証拠金700万円のうち含み損300万円を損切り、そのうち400万円を取り戻すことができました。
そこでやっと損切りの大切さを知ったそうです。
タケロウさんは、結局商材屋の詐欺にあいこれっきりFXをやめ、会社員として生活しなければいけなくなってしまいました。
1度目の失敗は、ただ単純に損切りができなかった。
2度目の失敗は、「損切りしない手法」という名の情報商材を購入してしまった。
2つの事例に共通しているのは、「タケロウさんは損切りを受け入れたくない」という問題。
ただ、今回の件で損切りは絶対するようになったと仰っていました。
一度損切りの泥沼にハマってしまうと、落ちるとこまで落ちるので注意が必要です。
特にネット上に販売されている情報商材は100%悪とは言い切れませんが、詐欺の傾向があると言えるでしょう。
FXで損切りしない手法はなぜダメなのか?
ここでは、タケロウさんの事例をもとに、FXで損切りしない手法がダメな理由についてまとめさせて頂きます。
- 何年も資金を引き出せないから
- 一度のミスて大金を失うから
- 精神的なダメージが凄いから
❶ 何年も資金が引き出せないから
仮に損切りしない手法があったとしたら、それは両建てもしくはナンピン手法です。
どのようなロジックなのかは不明ですが、損失ポジションをいくつも持つなら、数年〜10年くらい資金が引き出せない可能性が高いです。
では、資金が取り出せないとどうなるか?それは、精神的崩壊が待っています。
- 「資金を引き上げたいけど、損失があって無理」
- 「全額投資に回しているから、食っていけない」
といった事態に陥るのです。
特に情報商材を鵜呑みにしてしまうと、人生メチャクチャにされるので、ネット界隈のFXの情報商材屋には注意しなければいけません。
❷ 一度のミスで大金を失うから
FXのチャートはレンジと言われ、あまり動かず一定の間をいったりきたりすることが多いです。
そのため、FX初心者はつい「ポジションから逆行しても、待っていれば利益になる」と考えてしまい、損切りせず損失ポジションを平気で持っていたりします。
そして、結果的にチャートが戻ってきてくれたことで助かり、逆に利益になってポジションを決済できるなんてことが結構あります。
これはいわゆる“お祈りトレード”です。
ただ、いつそのチャートがトレンドラインから逸脱し、永遠にそのポジションへ戻ってこないなんてこともありえるのです。
そうなってしまうと、損切りできずにダラダラチャートが伸び始めてしまい、損切りできずいつの間にか強制ロスカットを食らってしまうこともあるので要注意。
❸ 精神的なダメージが物凄いから
いつの時代もお金です。お金があれば幸せになり、お金が無ければ不幸になる。それが世の中です。
なので、お金は精神的安定剤となり、何かあったらお金が心の拠り所になるのが人間という生き物。
ただ、損切りせず損失ポジションを持っていると、急に死にたくなったり、
人生終わりだとネガティブに感じたり、自律神経がやられて寝れなくなるなどの症状が出たりします。
すると、徐々に精神的な病が癌のようにどんどん広がり、何のやる気もなくなって廃人と化してしまうのです。
FXをやるのであれば、必ず損切りをしなければいけないということを認識することから始めましょう。
FXで損切りしない手法は存在しない
損切りしない手法があるならそれは詐欺師が取り扱う情報商材です。
私達庶民がそのような手法を触る機会も見る機会もないことを覚えておきましょう。
そして、もしあなたが損切りしない手法をしているなら、この機会に改めてください。
確かに低レバレッジでトレードしていれば、強制ロスカットなどにはなりにくいかもしれませんが、為替相場は複雑な動きをします。
あなたの都合は相場では無意味なので、ある一定の損失を被ってしまった場合は、しっかりと損切りするようにしてください。
損切りをすれば当然勝率は下がりますが、損切りをすることで一度に大きく資金を減らさずに済むので、メリットだらけです。
そして、最後にタケロウさんからのメッセージです。
「損切りしない手法」は存在しないことを頭の片隅に入れておいてください。詐欺師には騙されずに!
損切りできなければ、遅かれ早かれ痛い目に合うので、まずは損切りに慣れることから始めてみましょう。
それができるようになれば、毎月徐々に利益が残せるようになると思いますよ。
(実は私は損切りができるようになり、安定的に月に100万円以上稼げるようになりました)
損切りは絶対にすることと、情報商材屋には騙されない、この2つはFXを始めるなら守ってください!
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今回はFXで損切りすることなくポジションを持ち続け、結局大損することになったタケロウさんにインタビューさせて頂きました。