FXの窓開け・窓埋めトレードとは?窓が発生した時のトレード手法を紹介

  • 窓って何なんだろう?
  • どうやって取引したらいい?
  • 窓埋めトレード方法を知りたい

こんな風に、疑問を感じている方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、FX初心者に向けて、FXの窓埋めトレード手法について詳しく解説していきます。

本記事を読めば、窓が発生したタイミングで「どんな風に取引するべきか?」について理解できます。

では早速ですがまいりましょう!

窓埋めトレードにオススメのFX業者

窓埋め・窓開けとは何なの?

そもそも「窓」とは?

窓とは、ロウソク足が途切れて、大きく下落したタイミングなどで起こるチャートの隙間です。

窓開けは、英語では「GAP(ギャップ)」とも表現されており、上方向では「上窓」下方向では「下窓」と呼びます。

この窓開けについては、為替相場でよく発生する現象なので抑えておきましょう。

もしも、チャート画面を見た時に「何でここだけ、途切れてるんだろう?」と思ってしまっても…

チャートソフトが壊れた訳でも、FX会社が表示レートを間違えた訳でもないので安心してください。

「窓開け」とは?

窓開けとは、マーケットが閉まった後に何らかの要因によって、チャートが大きく動いていることを言います。

当日の始値が前日の終値を大幅に上回ったタイミングで、窓空けが発生し、この状況を窓を開けたとなります。

また、上に窓が開くことを「ギブアップ」。下方向に窓が開くことを「ギャップダウン」と表現します。

「窓埋め」とは?

窓埋めとは、窓を開けて下がったチャートが、窓を開けた後に埋める動きのことです。

つまり、窓を開けた水準までチャートが戻ることを、窓埋めと言います。

「窓を埋めた(チャートが同じ水準まで戻った)」ということです。

窓埋め・窓開けはいつ起こる?

窓埋めや窓開けは、いつ起こるのでしょうか。それは、「月曜日の朝」の「朝4時(冬時間では3時)」に窓が発生しやすいです。

特にマーケットが一番早く開く、ニュージーランドのウェリントン市場が開く時間です。

したがって、“窓”というのは、週末の終値と翌週の始値に差になり、月曜日で市場が開いてからできるものです。

この窓で損をしてしまう人は、金曜日のポジションを持ったまま、トレードを終えている人の場合があります。

とはいえ、流動性の低いマイナーな通貨ペアの場合は、平日でも窓が開くタイミングがあります。

なぜ窓って発生するの?

「どうして窓の発生は月曜日なのか?」という疑問を持つ方はいらっしゃるかもしれません。

そこで窓の発生要因について、詳しく説明させて頂きます。

大口注文が行われている

FXは24時間取引可能ですが、土日は取引時間外になっています。

この取引時間外に値動きがあると、マーケットが開いたタイミングで窓が発生してしまうのです。

なぜこの時間帯に値動きがあるのか?というと、休日が日曜でない国で取引が行われていたり、大口注文に限り土日に注文を受ける会社があるためです。

要するに、一般の個人トレーダー達では取引できない時間帯に、通貨の取引が行われることによって窓が発生してしまうのです。

イスラム教の安息日

窓が発生する理由は、イスラム教に深く関係しています。

というのも、日本、ヨーロッパ、アメリカなど、ほとんどの為替市場は土日が休みですが、イスラム圏では金曜日が休みになります。

そのため、中東のバーレーン市場では、土日でも為替市場が開いており、その市場で大きく動くことで窓が発生してしまうのです。

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窓が発生した時のトレード手法とは?

窓が発生すると、規則的な動きをするようになります。

この動きに着目したトレードがいわゆる、窓開け」「窓埋めです。

これは難しいテクニカル分析やファンダメンタルズ分析について、深く考えずにエントリーできます。

下記で、窓閉じ・窓埋めトレード手法について、具体的に4つの方法をお伝えします。

❶ 朝早起きして“窓”の発生を確認する

窓を自分のものにするためには、早起きをしてトレードするようにしてください。

何時に起きればいいのか?については、利用しているFX会社の取引開始時間に合わせて取引することが、窓閉じ・窓埋めトレード手法の一つです。

つまり、まずは自分が利用しているFX会社の取引時間をチェックしたら、月曜日の朝は早起きしましょう。

❷ 窓が発生した方向を確認する

窓が発生したら、どちらの方向にヒゲが発生したのか?まずは確認しましょう。

上向きなのか?下向きなのか?把握すると同時に、土日の重要指標や要人発言、ニュースなどを確認してください。

そして、月曜の朝に、窓が開いた方向とは逆方向への値動きが始まることを確認してから、エントリーするようにしましょう。

❸ 逆方向にエントリーする

窓が開いたタイミングで、逆方向にエントリーをしましょう。

すると、数分から数十分ほど待つと、急に上昇・下降してきますから、窓が発生したらチャンスと捉えましょう。

❹  利確する

窓が発生し、上手にチャートの波に乗れたら、ローソク足の半分程度のところで利確しましょう。

なぜ半分のところで利確するのか?というと、この手法は多くのトレーダーが利用している手法なので、少なからずリスクがあるからです。

なので、この手法に限っては、窓埋め・窓閉じのチャートが半分程度戻ってきたところで、早めに利確しておくことがオススメです。

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窓が埋まらないパターンもある

一点注意があり、窓が発生したとしても埋まらないパターンもよくあります。

その理由は大きく分けて2つあり、「大きなニュースが出た時」「実は窓空けしていない」が挙げられます。

大きなニュースが出た時

大きなニュースが土日に出た時、窓を埋めず、同じ方向に突っ走ってしまう可能性が非常に高いです。

例えば、一例を挙げると、2017年4月25日ユーロドルは大きく窓を開けスタートしてし、結局埋まることなく上昇をし続けてしまう場合もあります。

原因は週末に行われたフランス大統領選で、EU離脱を掲げるルペン氏の敗北が決定し、ユーロが大きく買われてしまったのです。

このような世界的なニュースは、窓埋めを無視する動きをするため、窓埋めを狙う時は、前後に「重大ニュースがあるかどうか?」をチェックしましょう。

窓空けしていない(勘違い)

窓空けしていると思いきや、実は窓空けしていないケースが挙げられます。

例えば、国内FX業者のチャートでは1円ほどの窓が開きましたが、海外FX業者でチャートを確認すると、窓は開けていないケースもあるのです。

では、どうしてこのようなことが起こるのか?というと、国内FX会社の取引開始は月曜日の朝7時だからです。

一方で為替相場は朝3時(冬時間は4時)から始まるので、朝3時から大きく動いたせいで、日本時間の7時から始まる国内時間でずれてしまったのです。

このような場合は防ぎようがないので、国内FX業者、海外FX業者のチャートを見て確認することが対処法のひとつです。

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窓が開いた時にエントリーする注意点とは?

この手法にはリスクがあるので、エントリーする時の注意点についてお伝えします。

トレードする時の期間

窓が発生した時のトレードする期間は、午前中の9時までの約2〜3時間ほどがベストです。

なぜなら、9時以降は日本の株式市場が開くので、予想通りに値動きしないケースがあるからです。

なので、窓の50%付近までチャートが動いたら、ポジションを長く保持することなく、すぐに利確しちゃいましょう。

窓開けは8割起こる

窓開けに関しては8割起こると言われていますが、2割は窓開けが起こらないことを頭に入れておいてください。

とはいえ、その2割のリスクについては、対処することは可能です。

例えば、重要指標や要人発言などを土日のうちに把握し、月曜日の窓の発生で何が起こるのか?しっかり予測しておくことで対処できます。

窓開けを狙うルール

窓開けを狙うトレードで失敗しないためには、損切りラインを決めておくことが一つのルールです。

窓開けは高確率で起こりますが、損切りラインを決めずにエントリーしてしまう方も少なくありません。

しかしながら、損失を決めた上でトレードすることは、当たり前のことです。

普段のトレードと同じように、窓が発生した時でも、損切りルールを設けてトレードするようにしましょう。

窓埋めトレードするならスプレッドが狭い「みんなのFX」がオススメ

窓埋めを狙うトレードをしたいなら、みんなのFXが一番オススメです。

なぜなら、スプレッドが業界最狭水準で、かつ早朝のスプレッドが広がりにくいからです。

一般的なFX業者は早朝だと、スプレッドが広がりやすいですが、みんなのFXはスプレッドが低いので、より大きな利幅を狙えます。 

特に「窓埋めに狙いを定めてトレードしたい方」「スプレッドを低くしてトレードしたい方」は、みんなのFXが一番オススメです。

証券会社の無料ポイントを利用しFXを始める方法

FXを始める際に、当たり前のことですが初めに口座を開設する必要があります。

特にFX初心者の方から「FX会社を選ぶ際に何を重視して選べばいいんですか?」という意見が多く届きます。

現在活躍されている勝ち組のトレーダーの意見をまとめると、9つの選ぶ基準があります。

FX会社を選ぶポイント

  1. 大手FX会社・大手証券会社を選ぶ
  2. スプレッドが狭い(手数料が安い)FX会社を選ぶ
  3. 口コミ・評判のいいFX会社を選ぶ
  4. 約定率の高いFX会社を選ぶ
  5. 海外FX会社は怪しいところが多いので要注意
  6. 有名なFXトレーダーが使用している業者を選ぶ
  7. キャンペーンが充実しているFX会社を選ぶ
  8. 注文方法・画面設定の種類、機能の使いやすさ
  9. 自己資本規制比率、証拠金の信託先、決算公開の有無、上場の有無

などが挙げられます。

勝っているトレーダーは、「デイトレード用」「中長期トレード用」「情報収集用」こんな風に、用途に合わせて3〜5つのFX会社を使い分けています。

その使い分けを判断するポイントとして、重要視しているのが上記の9つの基準です。

また、9つの基準以外はダイレクトにトレード成績に大きな影響がなく、機能面、サービス面も大した変わりがないので重要視していないということです。

大手で知名度が高く、口コミ・評判の良いFX会社はトレードがしやすいので、これは間違いありません。

一方で知名度が低く、利用者が少ないFX会社はサービス提供力が低いので、あまりオススメしません。(海外FX口座は尚更です)

下記では、上記でお伝えした9つのポイントから、FX初心者にオススメのFX会社をご紹介します。

DMM FX

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