XMは金融庁に無登録だけど大丈夫?海外FXで稼ぐために知るべき情報

XMを運営する会社「Tradexfin Limited」は、日本の金融庁の登録がないため、海外FXを始めたいけど不安を抱いている方は多いのではないでしょうか。

実はTradexfin Limitedは、海外にある会社なので、必ずしも日本の金融庁の許可が無ければ利用できない訳ではありません。

とはいえ、中には「本当に安心してXMで取引ができるのか?」「XMは罰則がなく、違法に当たらないのか?」不安がある方も多いと思います。

そこで本記事では、XMを運営する会社「Tradexfin Limited」の金融ライセンスと安全性について詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

金融庁の認可とは?

金融庁

金融庁は、日本の行政機関のひとつで、預金者や保険契約者、投資家の利益を守る役割を担っています。

金融とは、身体をめぐる血液のようなものであり、資金が適切に供給されていくことで、経済や国民の生活の向上が図られます。金融庁は、金融を取り巻く環境が急激に変化する中にあっても、(1)金融システムの安定/金融仲介機能の発揮、(2)利用者保護/利用者利便、(3)市場の公正性・透明性/市場の活力のそれぞれを両立させることを通じて、企業・経済の持続的成長と安定的な資産形成等による国民の厚生の増大を目指すことを目標とし、金融行政に取り組んでいます。

引用:金融庁の概要

金融庁のホームページには、FX取引に関する注意事項として、日本に居住する投資者に対してFX取引を業として行う場合は、金融商品取引業の登録が必要と記載されています。

FX取引は、金融商品取引法上のデリバティブ取引に該当します。日本に居住する投資者に対してFX取引を業として行うには、金融商品取引業の登録が必要です。たとえ海外で金融商品取引のライセンスを持つ業者であっても、日本で登録を受けずに日本に居住する者に対して金融商品取引を業として行うことは禁止されています。

引用:取引に関する注意

金融商品取引業の登録の有無は、国内FX業者を対象とした規制であり、金融庁が市場の監督者として悪徳業者を取り締まっています。

XMを運営する会社「Tradexfin Limited」は、海外に拠点を置くFX業者であり、日本の金融庁の管轄外なので、金融庁の登録が無くてもサービスを提供できるのです。

要するに、XMは金融庁の登録はありませんが、日本の法律に抵触しておらず、利用者がXMでFXの取引を行いたい方は自己責任のもと利用できます。

XMは「セーシェル金融庁」と「モーリシャス金融庁」で金融ライセンスを取得

セーシェル金融庁の金融ライセンスについて

まず、XMを運用する「Tradexfin Limited」は、2007年にセーシェル共和国の「セーシェル金融庁」で金融ライセンスを取得しています。

ライセンスナンバー:SD010

TradexFin limited Licence 2019引用:TradexFin limited Licence 2019

セーシェル共和国は、インド洋に浮かぶ115の島からなる諸島です。ビーチやサンゴ、自然保護区を擁し、希少動物も多く生息しています。

ライセンスの所得条件について、サポートセンターに問い合わせたところ、所得条件については開示していませんでした。

金融ライセンスに関しての記事を拝見したのですが、セーシェル共和国の金融ライセンスの取得条件というのもは、どのようなものがあるのでしょうか?

お問い合わせ有難うございます。金融ライセンス取得条件に関しての詳細は、大変申し訳ございませんがお答えできません。ご了承願います。

詳細については聞き出すことはできませんでしたが、XMを運用する「Tradexfin Limited」は、セーシェル金融庁の金融ライセンスを取得していることは間違いないようです。

確固たるエビデンスは出てきませんでしたが、信頼できる情報と言えるでしょう。

モーリシャス金融庁の金融ライセンスについて

また、モーリシャス共和国の「モーリシャス金融庁」でも金融ライセンスを取得しています。

ライセンスナンバー:GB20025835
コード:SEC-2.IB

Fintrade-License

引用:XMTrading公式HP

モーリシャス共和国は、セーシェル共和国よりも小さい島で、マダガスカル島の近くにあります。

モーリシャス共和国

モーリシャス共和国にも同じく、金融ライセンスの取得条件に付いてサポートセンターにお問い合わせを行いました。

XMを運用する「Tradexfin Limited」の金融ライセンスに関しての記事を拝見したのですが、モーリシャス共和国での金融ライセンスの取得条件についてお伺いしたいです。

具体的にどのようなものがあるのでしょうか?

お問い合わせ有難うございます。

他のお客様の金融ライセンスの取得条件については、お伝えすることはできません。大変申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

こちらも結果は同じく、具体的な取得条件に付いては開示していないとのこと。とはいえ、モーリシャス金融庁で金融ライセンスを取得していることは事実であり、上記で紹介したライセンスナンバーとコードは説得力のあるエビデンスと言えるでしょう。

XMは金融庁から無登録業者の警告を受けている

tradexf limited引用:https://www.fsa.go.jp

商号、名称又は氏名等に記載された「Tradexf in Limited」はXMの運営会社です。令和2年8月に一度、日本の金融庁より警告を受けたと記述されています。

主な原因

原因は「インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの」と記載され、備考には「当該事業者が提供するサービス(FX取引等)の名称は「XMTRADING、XMTrading」としっかり記載されています。

なぜ、海外のセーシェル金融庁とモーリシャス金融庁で金融ライセンスを取得しているのに、日本の金融庁から警告されたのかというと、日本人に向けてXMを勧誘してしまったことが大きな原因とされています。

日本の金融庁から警告を受けたとはいえ、XMは海外FX会社が多く取得するセーシェル金融庁モーリシャス金融庁の認可をうけており、世界トップクラスの厳格な取得条件をクリアしているので、XMは安心して利用できるFX会社と言えます。

国内FXよりも信頼性があるライセンスと言われていほどです。

XMを試しに利用したい方は、今なら新規口座開設で3000円をゲットできるキャンペーン中なので、ぜひ口座開設をして取引してみてください。

XMは日本の金融庁に未登録な理由

なぜXMが日本の金融庁に登録しないのか、疑問を持つ方も多いと思います。ここでは、日本の金融庁に登録しない理由について紹介します。

日本ではなく海外に拠点がある

日本の金融庁が対象とするFX会社は、日本国内に運営会社の所在地がある場合です。

XMは現在、Tradexfin Limitedとのパートナ契約に基づき、FXPLUS LLCによって運営されています。

運営会社 FXPLUS LLC
登録番号 404695255
登録住所 Georgia, Tbilisi, Krtsanisi district, Nino and Ilia
Nakashidze St., N 1, (Avlevi block), flat N3, building N3
事業内容 オンライン広告サービス (Online advertising service)
総合ファイナンシャルサービス (Financial service)
投資業務 (Financial service)

管轄の金融当局も日本の金融庁ではなく、セーシェル共和国とモーリシャス共和国なので、法律的に金融庁はXMに一切関与することはできません。また、XMのメインオフィスがあるのは、キプロス共和国のリマソールです。

日本人向けのサービスではない

XMは実は、日本人を対象にしたサービスではなく、世界中にサービスを提供しているグローバルな企業です。

日本人をターゲットにしたサービスを提供する場合は、日本の金融庁への登録が必要ですが、世界中で提供されているサービスなので金融庁への登録はしなくても大丈夫です。

その場合、日本人がXMを利用す場合は自己責任となり、18歳以上もしくは自国で定められている法定年齢を超えていれば、自由に口座を開設できます。

お客様は、18歳もしくは自国で定められる法定年齢である必要がございます。口座を開設いただいた場合、お客様はXMTradingによる勧誘なく、ご自身の意思でご登録されたものとみなします。

引用:XM Trading

XM(XMTrading)グループは、日本以外にも世界196カ国(20言語)でサービスを提供しており、海外FX業者の中で最も満足度の高いサービスとして、世界中の多くの方が利用しています。

金融庁に登録するとゼロカットシステムが適用されない

日本の金融庁に登録すると、ゼロカットシステムが提供できないため、XMは海外に拠点を置いていると考えられます。

ゼロカットシステムとは、口座残高を超える損失が発生した場合、FX業者が補填してくれる制度です。

国内FX業者はゼロカットシステムが適用されていないため、口座残高以上の損失が発生した場合、自分自身で損失分を支払わなければいけません。

有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為

引用:金融商品取引法:第三十九条(損失補填等の禁止)

例えば、GMOクリック証券、DMM FXなどの大手FX口座は、ゼロカットシステムは提供されていないので、口座残高以上の損失の補填はありません。

一方でXMは口座残高以上の損失の補填が適用されていおり、ユーザー第一に考えゼロカットシステムを提供するために海外に拠点を置いています。

日本の法律では、国内FX業者を第一優先し、海外FXは顧客を第一優先する法律や制度になっているので、XMのほうが良心的なサービスだと言えます。

日本の法律では最大25倍のレバレッジ規制がある

日本の法律では、国内FX業者は一律で最大25倍のレバレッジ規制が定められており、それ以上のレバレッジの取引はできない法律・制度になっています。

個人が店頭FX取引を行う際は、通貨ペアの種類を問わず、取引金額に対して4%以上の証拠金を差し入れ、維持する必要があります(レバレッジに換算すると25倍以下となります。)。

法人が店頭FX取引を行う際は、通貨ペア毎に、過去の相場をもとに算出される額以上の証拠金を差し入れる必要があります。

なお、取引所FX取引については、金融商品取引所が取引所規則に基づいて証拠金基準額を算出しています。

引用:金融庁|投資者保護のための主なルール

そのため、短期間で少ない資金を大きく増やすことは難しいです。一方でXMは最大レバレッジ1,000倍と、少ない資金を短期間の間に大きく増やすことが可能です。

つまり、金融庁に登録するとレバレッジ規制で25倍までとなり、1,000倍のレバレッジで提供できないため、XMは海外に拠点を構えています。

国内FX業者ではなく海外FX業者を選ぶ人は、このレバレッジの差を重要視しており、少額資金から大きく増やしたい方がXMを利用しています。

ボーナスの提供が制限されてしまう

XMが金融庁に登録しない理由は、ボーナスの提供が制限されてしまうからです。

現在XMは、4つの種類のボーナスを提供しており、少額資金からでも気軽に始められるメリットがあります。

一方で、金融庁に登録してしまうとボーナスの提供ができないため、顧客側にデメリットが生じてしまいます。

ボーナスキャンペーンの種類 ボーナス内容
新規口座開設ボーナス XM公式サイトから新規口座開設で
13,000円分のボーナスを獲得
100%入金ボーナス 入金額の100%(同額)のボーナスを上限500ドルで獲得
20%入金ボーナス 入金額の20%のボーナスを上限10,000ドルで獲得
ロイヤルティプログラム(XMポイント) ボーナス・現金に交換できるXMポイントが
取引するごとに貯まる
友達紹介ボーナス 友人を紹介するごとに最大35ドルのボーナスを獲得

国内FX業者にもキャンペーンはありますが、XMほどのボーナスを提供している業者はありません。

さらに国内FX業者の場合、未入金の状態でボーナス資金を提供することはできないので、XMは口座開設のみで13,000円のボーナスを獲得できるので、非常にメリットが大きいです。

「Tradexfin Limited」はXMグループで金融ライセンスを取得している

XMは支社ごとに金融ライセンスを取得

XMを運営する会社「Tradexfin Limited」は、日本の金融庁に登録していなくても、信頼度の高い海外各国の金融ライセンスを複数取得しています。

Tradexfin Limitedは、キプロスから事業を始めた会社で、オーストラリアやベリーズ、イギリスやドバイ、セーシャルやモーリシャスなどに支社を展開しています。

各国で事業で行う場合は、しっかりとライセンスを取得して事業を運営しています。下記では、金融ライセンスを取得した詳細について紹介します。

会社名(法人) 国名 ライセンス・番号
Tradexfin Limited (日本向け) セーシェル セーシェル金融ライセンス
(ライセンス番号:SD010
Trading Point Holdings Ltd (本社) キプロス CySEC(キプロス証券取引委員会)
(ライセンス番号:120/10
Trading Point of Financial Instruments UK ltd イギリス FCA(英国金融行動監視機構)
(ライセンス番号:10124161 )
Trading Point of Financial Instruments Pty Ltd オーストラリア ASIC(オーストラリア証券投資委員会)
(ライセンス番号:443670
Trading Point of Financial Instruments Ltd スペイン スペイン国家証券市場委員会(ライセンス番号:2010157773
Trading Point of Financial Instruments Ltd イタリア イタリア企業および取引委員会(ライセンス番号:3046
Trading Point of Financial Instruments Ltd ベリーズ ベリーズ国際金融サービス委員会(ライセンス番号:000261/309
Trading Point of Financial Instruments Ltd. ドイツ ドイツ連邦金融監督局(ライセンス番号:10124161 )
Tradexfin Limited (日本向け) モーリシャス モーリシャス金融ライセンス
(ライセンス番号:GB20025835

イギリスやキプロス、オーストラリアの金融ライセンスは、日本の金融庁と同等、もしくはそれ以上の取得条件を誇る機関なので、金融ライセンスを取得しているということは信頼度が高いと言えるでしょう。また、キプロスに関しては、日本人は対象外となっています。

XMと他社の海外FX会社の金融ライセンス事情

XMとほかの海外FX会社の日本人向けのFX口座が所属する金融ライセンス事情を以下にまとめましたので、参考にしてください。

FX会社 金融ライセンス グループ会社のライセンス
XM セーシェル、モーリシャス キプロス、イギリス
AXIORY ベリーズ
TitanFX バヌアツ
HFM セントビンセント キプロス、イギリス
LandFX 未所持 イギリス

FX会社ひとつとっても、グループ会社全体でライセンスを取得しているかどうかも重要なポイントです。

XM・HFM・LandFXは、グループ会社で金融ライセンスを取得していますが、一方でAXIORYとTitanFXはグループ会社全体で金融ライセンスを取得していません。

このように、XMは各国で金融ライセンスをしっかりと取得しており、信頼性が高いFX会社であることを理解して頂けたと思います。

日本の金融庁の圧力でキプロスは対象外

キプロスの金融ライセンスは、以前までは対象でしたが、日本の金融庁の圧力によって対象外になってしまいました。

大きな理由は、日本の投資家の資金が海外へ流出してしまうため、XMを国内で利用してほしくないという理由から圧力がかかり対象外になってしまった経緯があります。

キプロスのCySECは厳しい管理体制が整っていないと取得できない金融ライセンスで、以前は日本人の投資家・トレーダーも対象でしたが、今は対象外となっています。

また、最近ではXMだけではなく、ほかのFX会社や海外バイナリーオプションなども日本の金融庁から圧力がかかっている現状があります。

とはいえ、現在はキプロスの金融ライセンスのみです。XMは世界でNo.1のFX業者なので、会社の経営が破綻するなど大きな不祥事が起こらない限り、安心して利用できます。

XMと金融庁に関する金融ライセンス情報のまとめ

XM Trading

XMは日本の金融庁への登録はありませんが、世界中に点在する支社で各国ごとに取得条件の厳しい金融ライセンスを取得しています。

また、日本の金融庁に登録しないことで、顧客側と企業側にメリットが多いという側面から、あえて登録していないという事情も把握できたと思います。

日本人投資家・トレーダーの資金を海外に流出させたくない日本の金融庁の圧力はありますが、FX業者側が法律を駆使して上手に立ち回っているので、安心・安全に利用できます。

さらにXMは世界No.1の業者であり、運営者はユダヤ人の資産家が運営していることから、確固たる経営基盤とユーザーの信頼度の高さがうかがえます。

毎年XMの規制や制度、金融ライセンスの情報についてはアップデートが都度あるので、詳細な情報を把握したい方は公式サイトをチェックしてみることをおすすめします。

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