トレーダーに向いている人の特徴とは?己の適性を知り職業を取捨選択しよう

  • トレーダーに向いてる人ってどんな人?
  • トレーダーになりたいけど自分て向いてるかな?
  • トレーダーって頭良くないとなれないの?

こんな風に、トレーダーに憧れは抱いているものの…

  • 自分は向いているのかな?
  • 自分は向いていないのかな?

知りたい方は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、「トレーダーに向いている人の特徴や傾向」「向いていない人の特徴や傾向」について、詳しくお伝えしていきます。

本記事を読めば、トレーダーの適性を知れるので、心なしか自信の糧になり、一歩踏み出せる勇気を掴めること間違いなし。

では早速ですがまいりましょう!

トレーダーに向いている人の特徴とは?

地道な努力ができる人

トレーダーに向いている人の多くは、とにかくトレードに夢中になって、継続できる方が挙げられます。

というのも、何事も結果を残すためには、コツコツと地道な努力ができなければいけないからです。

例えば、損失を出してしまったら、

ポイント

  • 「どんなポジションを取ったのか?」
  • 「どんなチャートで損失が出たのか?」
  • 「どんな心理・感情で取引したのか?」

を自己分析しなければいけません。

トレードはトレーダーの師匠の真似をしたり、誰かから手法を教わったから勝てるようになれるような甘いものではありません。

FXや株式投資では、エントリーするポジションが大切なのではなく、そこまでに至った過程が一番大切になります。

特に初心者トレーダーは、「お金を払って誰かから手法を教われば勝てるようになる」と勘違いをしており、色々な手法を探して迷子になる方が非常に多いです。

トレーダーとして結果を残すためには、2〜3年間はもう勉強して、毎日毎日トレードと向き合わなければいけません。

トレードの世界では「成功は一人の頭の中で作られる」と言われているので、他人に思考を依存せず、地道に努力して自分を鍛え上げられる人がトレーダーに向いています。

お金と心に余裕のある人

トレーダーに向いている人は、資金力がありお金に余裕のある人が挙げられます。

なぜなら、資金に余裕があると、無理なエントリーをせずに済むので、相場を冷静に判断できるからです。

また、損切りに関しても、自分のルールに反したらすぐに切れるため、長期的に生き残りやすいです。

反対に資金が少ない人は、無理にロット数を上げて取引をしたり、無理なポジションを取ってしまうことがよくあります。

お金はある意味精神的な安定剤となり得るので、あなたがもし少額からスタートするなら、

ポイント

  • ルールを守る
  • 資金管理をきちんとする
  • ロット数を無理に上げない
  • 無理なポジションを取らない
  • 生活費に困らないようにする

などを徹底的に守り、コツコツ証拠金を増やしてけば、トレーダーとして結果を残せるようになるでしょう。

自己管理ができる人

トレーダーに向いている人は、自分を律することができ、上手に感情をコントロールできる人が挙げられます。

なぜなら、トレードは繊細なお仕事なので、感情の揺らぎで負け越しが続いてしまうことがよくあります。

なので、感情的にならず、常に冷静に物事を見ることができるタイプが、トレーダーに向いていると言えるでしょう。

実際に一流トレーダーの多くは、自己管理能力に長けており、

ポイント

  • ルーティーンを大切にする
  • 精神的にキツイ時はトレードしない
  • 連敗が続いたら一度マーケットから出る
  • トレード環境を整える
  • 常に前向きに考えられる思考力がある

など、自分のことを一番自分が知っているので、トレーダーに向いている人は自分を客観視できる人が挙げられます。

学ぶことが好きな人

トレーダーに向いている人は、金融に関して興味があり、「学ぶことで自分が成長できる」と理解している人です。

というのも、トレードの世界は、常に心理戦(情報戦)の攻防が続いており、学ばなければいずれ負けてしまいます。

常に誰かが勝利し、誰かが負けているのがマーケットなので、

  • 「どうしたら勝てるようになるのか?」
  • 「どうしたら負けなくなるのか?」

学ぶことは必須です。

特に初心者トレーダーは、まるでギャンブルかの如く、トレードを始める方がいます。

最初はビギナーズラックのように勝てるかもしれませんが、いずれ負ける時がきます。

その時の対処法を知るためには、やはり学ばなければいけません。

人それぞれトレードするやり方はあると思いますが、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などの基本は、しっかりと勉強しておくことをオススメします。

何かしらの分野で成功している人

トレーダーに向いている人は、何かしらの事業を持っていたり、どこかの分野で成功している人が挙げられます。

要するに、ゼロからイチを作った経験があり、その過程を積んできた人は、トレーダーとしても成功できるということです。

なぜなら、自分で問題を解決する能力があったり、ゼロからイチを作る大変さを知っているので、「何事も努力しなければ結果に結びつかない」と理解しているからです。

まるで、成功者の脳をしているのです。

相場の世界は、ギャンブルでもなくビジネスでもないと言われています。

ただ、FXも株式投資(短期トレード)もビジネスと同じなので、やはり何かの分野で成功をしている人は、トレーダーに向いていると言っていいでしょう。

何かしらの目的を持っている人

トレーダーに向いている人は、為替や株式投資をやる目的をしっかり持っている人です。

人は何かの目的を持つと、「その目的を叶えるためには何をするべきか?」逆算して考えることができる生き物です。

その目的は人それぞれあると思いますが、その目的が「お金じゃない」「稼ぐためじゃない」という人が結果を残しやすいです。

なぜなら、お金に囚われてしまうと、無理な取引をしたり、色々な手法に手を出したり、他人を盲信してしまうからです。

先述でもお伝えしましたが、トレーダーに向いている人は、自己解決能力がある人です。

つまり、トレーダーとして結果を残せるようになった先にある未来をイメージできる人ほど、トレーダーに向いていると言えるでしょう。

そして、未来をイメージできる人こそ、貪欲にFXや株の勉強するようになるので、勝てるトレーダーへとなっていくのです。

トレーダーに向いている傾向のある人とは?

では次に、トレーダーに向いている傾向のある人についてお伝えします。

ゲーマー

トレーダーに向いている人は、ゲームが大好きなゲーマーです。

なぜなら、ゲーマーは集中力があり、小さなことでも気付ける繊細な方が多い上に、何か問題が起きたらそれを瞬時に解決する能力が高いからです。

この能力は一夕一朝では養われないので、ゲームが好きな人はトレーダーに向いていると言えるでしょう。

実際に「cis」「テスタ」「BNF」などの有名投資家の多くはゲーム好きが多いです。それ以外の個人投資家もゲーム好きばかりです。

もしもあなたが、ゲーム好きでトレードに興味があるのであれば、トレーダーに向いている可能性が高いです。

繊細な性格をしている人

トレーダーに向いている人は、繊細な性格をされている方が挙げられます。

というのも、チャートはお金の足跡であり、買っている人もいれば、売っている人もいる。

それらの心理状況をいかに把握できるか?が、トレーダーとして勝っていくための秘訣です。

繊細な方は普通の人では気付かないところを気付ける能力があるため、その特徴は有利に働くと言えます。

例えば、人の表情、言葉遣い、音、匂いなど、小さなとこによく気付く人は直感力があったり、細かなことが得意な方はトレーダーに向いています。

また、繊細さは物事の発端が「どこからきているのか?」情報をフルで集められるので、完全なるトレーダー向きでしょう。

理系の職業

トレーダーに向いている人は、比較的に理系の職業に就いている方が挙げられます。

というのも、相場の世界は、何事もロジックで考えなければならないので、数字に強い方が有利に働きます。

ではどのような職業の人が、トレーダーに向いているのでしょうか?

例えば、

ポイント

  • 医師
  • 研究者
  • 施工管理
  • システムエンジニア
  • 設計職
  • プログラマー

などに従事する職業の方は、トレーダーに向いていると言えます。

また、理系職の人は、小中高と机に向かって勉強してきたので、並外れた集中力と追求心があり学びに貪欲です。

このような背景もあり、理系職に就く人はトレーダーに向いていると言えるでしょう。

無欲な人

トレーダーに向いている人は、物欲や承認欲求など、無欲な人が挙げられます。

一流投資家のBNFさんの名言があります。

BNF

あんまりお金を使うことには興味がないです。

使うのはぜんぜん、お金を使うことは自分は全然楽しくないんで。

お金を使うことで、おもしろいと思うことがほとんどないので。

「無欲」=「お金に囚われていない人」は、欲が無いので「今日は〇〇円稼がないといけない」などと、無茶なトレードをしません。

稼げそうな相場があればエントリーし、それ以外は傍観して市況を眺める。

なので、誰かに認められたい気持ちだったり、お金持ちになりたいという気持ちが少ない人ほど、相場では勝てるのです。

一人でいることが好きな人

トレーダーに向いている人は、比較的に一人でいることが好きなタイプが挙げられます。

例:一人でいることが好きな人

ワイワイ賑やかな商店街や都心ではなく、緑の多い田舎が好き。

人気の少ないところに旅行へ行くことが好き。

団体行動で何かをするより、一人ですることが好き。

落ち着いたカフェでしっぽりと読書をすることが好き。

など、人と一緒にいることよりも、一人でいることが好きな人がトレーダーに向いています。

また、このタイプは物質主義的な欲求より、精神的欲求に時間をかけるため、あまりお金を使いません。

そのため、合理的な考えができたり、時間を大切にする重要性も知っているので、トレーダーとして結果を残しやすいです。

トレーダーに向いない人はどうすればいい?

トレーダーに向いていない人は、トレーダーに向いている人の正反対の特徴を持つ人です。

ですが、「トレーダーに向いている人の特徴に当てはまるところがない…」という人でも諦めないでください。

向いていない人は、下記の行動を取ってみてください。

ポイント

  • トレードの本を読んで勉強する
  • 専業トレーダーの動画を見てみる
  • トレーダーの師匠を探す
  • 一人で集中できる環境を作る
  • 自分にストレスになる人間を切る

など、人は「考え方を変える」「環境を変える」「人との付き合い方を変える」しかありません。

これらのことを意識して実践に移していけば、必ず結果として現れるはずです。

何もトレードで結果を残そうと焦るのではなく手段の一つでしかないので、まずは本業をやりながらトレードを初めていきましょう。

そして、資金が充分に増えてきて、本業の3倍以上の収入が得られるようになったら、本業トレーダーとして船出を迎えましょう。

トレーダーに向いている人は、どうしたら勝てるようになるのか?

トレーダーとして勝っていくためには、階段を一気に吹っ飛ばしていくのではなく、一歩ずつ歩んでいかなければいけません。

つまり、「どのように学び、実践に移していくのか?」が大きなポイントになります。

そして、トレードを学んでいく過程は全てが繋がっているので、何か抜けていたり、二段飛ばし三段飛ばしして結果を残すことは厳しいです。

トレードを学ぶ手段は下記の手順になります。

ポイント

  • FXの基本的な知識
  • マインドセット
  • 感情のコントロール
  • トレード心理
  • 相場の原理原則
  • 相場の環境認識
  • テクニカル分析
  • ファンダメンタル分析
  • トレード戦略
  • リスク管理(資金管理)
  • トレード手法の確立
  • 証券会社を選択する

これらのことを、一つずつ上から学んでいき自分のものにしていきましょう。

上記の一つでも抜けてしまうと結果が出ませんから、焦らずに時間をかけて学んでいくことが大切です。

まとめ: トレーダーに向いている人は自分のことを良く理解している

いかがでしたでしょうか?

本記事では、「トレーダーに向いている人の特徴」についてお伝えしました。

改めて”まとめ”をお伝えします。

まとめ:トレーダーに向いている人

  • 地道な努力ができる人
  • お金と心に余裕がある人
  • 自己管理ができる人
  • 学ぶことが好きな人
  • 成功している人
  • 目的を持っている人
  • 繊細な性格をしている人
  • 一人でいることが好きな人
  • 無欲な人
  • ゲーマー
  • 理系の職業

これらの特徴のある人は、トレーダーに向いています。

そして、大きなポイントは、「コツコツと継続できる人かどうか?」です。

本気でトレーダーとして活躍したいなら、自分のことをよく理解することから始めてみましょう。