【VOO】構成銘柄一覧を紹介!株価上昇率や分配金と利回りについて徹底解説

  • VOOってなに?
  • 構成銘柄一覧を知りたい!
  • どうやって投資すればい?

このような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「VOOについての基本知識」「VOOの構成銘柄一覧」「VOOの投資方法」について詳しくお伝えします。

本記事を最後まで読めば、安心して投資ができると思えるので、この機会に検討材料の一つして考えてください。

そもそも、VOOとは?

【VOO】構成銘柄一覧を紹介する前に、VOOとは何なのか?についてお伝えします。

そもそもの名称は、バンガード500インデックス・ファンド(Vanguard 500 Index Fund)。

略してVOOです。

この銘柄は、バンガード社が提供する米国株式市場のパフォーマンスを示す、S&P500指数への連動を目指すETF(上場投資信託)になります。

大半が大型株式を占めており、アメリカの主要業種を代表する500銘柄で構成されているので、堅実に投資したい人にとってオススメの投資先です。

S&P500とは?

ダウジョーンズ・インデックスが算出している、アメリカの代表的な株価指数です。

また、ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価によって算出されます。

[S&P500]と[VOO]の違い

  • 「S&P500」=「株価指数」

米国大型株の動向を示す単一尺度として広く認められている指数。

大きなカテゴリの中の一つ。

  • 「VOO」=「上場投資信託(ETF)」

S&P500をベンチマークと考え、連動を目指す上場投資信託(ETF)です。

S&P500の中のカテゴリの一つ。

【VOO】構成銘柄一覧:概要

S&P500の指数運動を目指す、「VOO」の概要は下記になります。

※ティッカー=銘柄

VOO概要
ティッカー VOO
運用会社 バンガード
ベンチマーク S&P500
構成銘柄数 約505銘柄
コアセクター IT企業・ヘルスケア
ETF純資産 約1,760億USドル
リバランス 四半期
配当時期 四半期 3月/6月/9月/12月
配当金利回り(年率%) 1.61%
経費率(年率%) 0.03%
設定日 2010/09/09

VOOは値上がり重視の銘柄です。

IT企業やヘルスケアの企業が多いですが、配当利回りは低い傾向があります。

ただ、VOOのバンガード社は経費率が非常に低く、堅実に投資をしたい人にオススメ。

なぜなら、IT企業やヘルスケアは、年々進化していく分野だからです。

安心した投資先と言っていいでしょう。

【VOO】構成銘柄一覧:ポートフォリオ

次に「VOO」投資銘柄一覧のポートフォリオをご紹介します。

「VOO」規模別割合

VOOの主な銘柄は、アメリカ企業の上位に名を連ねている企業です。

例えば、マイクロソフト、アップル、アルファベット、アマゾンなどが挙げられます。

また、IT以外にもヘルスケアや金融の企業の銘柄も保有しています。

「VOO」セクター別投資割合

(※セクター:株式相場や株式市場を分析する時に区分するグループ)

VOO概要
セクター 構成比率(%)
情報技術 28.7 %
ヘルスケア 14.0 %
一般消費財 11.5 %
通信 11.1 %
金融 9.6 %
資本財 8.0 %
生活必需品 6.9 %
公益 2.8 %
不動産 2.6 %
材料 2.5 %
エネルギー 2.3 %

VOOは、情報技術、ヘルスケア、通信、一般消費財、金融、資本財、などの企業が多いです。

反対にエネルギー、材料、不動産、公益などの投資先は少ない傾向があります。

【VOO】構成銘柄一覧を紹介

VOOには約500もの銘柄があるので、ここでは上位保有銘柄10社をご紹介します。

(※セクター:株式相場や株式市場を分析する時に区分するグループ)

VOO上位保有銘柄10社
名称 数量 ファンドの割合
アップル 94.47 百万 11.25 十億 6.37
マイクロソフト 44.47 百万 9.52 十億 5.40
アマゾン 2.50 百万 7.93 十億 4.49
フェイスブック 14.13 百万 3.91 十億 2.22
アルファベット 1.77 百万 3.10 十億 1.76
アルフェベット 1.73 百万 3.04 十億 1.72
バークシャー・ハサウェイ 11.49 百万 2.63 十億 1.49
ジョンソン・エンド・ジョンソン 15.47 百万 2.24 十億 1.27
JPモルガン・チェース 17.91 百万 2.11 十億 1.20
ビザ 9.84 百万 2.07 十億 1.17

【VOO】構成銘柄一覧:株価伸び率

上記のグラフは、VOOの過去5年間の株価の伸び率です。
上記のグラフは、VOOの過去10年間の株価の伸び率です。

5年、20年のグラフを見比べても、年々右肩上がりに上がっていることが分かると思います。

【VOO】構成銘柄一覧:分配金

VOO分配金
年度 年末株価 年度末株価 年間分配金 分配金利回り
2020 16.49% $343.69 $5.303 1.80%
2019 28.38% $295.04 $5.571 2.42%
2018 -6.31% $229.81 $4.737 1.93%
2017 19.47% $245.29 $4.368 2.13%
2016 9.83% $205.31 $4.138 2.21%
2015 -0.78% $186.93 $3.931 2.09%
2014 11.38% $188.40 $3.490 2.06%
2013 29.74% $169.15 $2.011 1.54%
2012 13.47% $130.38 $1.418 1.23%
2011 -0.21% $114.90 $1.186 1.03%
平均 12.15% $210.89 $3.615 1.84%

※年末株価は、その年の12月末の終値。
※年間分配金を前年末の株価で割った利回り。
平均は、各年の値の合計を年数で割った平均値。

最も良かった年の分配金割合

VOO=+32.39%

最も悪かった年の分配金割合

VOO=−4.50%

年間平均成長率(CAGR)は12%台。標準偏差も13%台です。

年度によって差はあるものの、長期的に見れば右肩上がりに推移しているのが特徴的です。

昨今はIT企業が躍進しており、VOOの成長率が高く安定しています。

VOOのETF(上場投資信託)は安定した投資先なので、初心者の方にはもってこいです。

【VOO】構成銘柄一覧:上場投資信託に個人が投資する方法

では、どうすれば個人がVOO(ETF「上場投資信託」)に投資できるのでしょうか?

❶ 証券口座開設

まずは、楽天証券かSBI証券の口座を開くことから始めましょう。

全国的にも両社は2000もの銘柄を取り扱っているので、株を始めるならどちらかを選んでください。

そしたら、実際に積み立て投資方法でETF(上場投資信託)を購入しましょう。

❷ 購入したいETF(VOO)を探す

楽天証券もしくはSBI証券にログインしたら、検索で買いたいETFの銘柄かティッカーを入力し検索ボタンを押します。

すると、画面上に「買付」「売却」「定期」のボタンがあるので、自身の投資戦略に応じて売買をしてみてください。

初めは誰しも緊張するので、少額からスタートしてみましょう。

VOO(ETF「上場投資信託」)は米国の経済に投資するのと一緒

いかがでしたでしょうか?

VOO(ETF「上場投資信託」)について、ご理解頂けましたでしょうか。

VOOはS&P500をベンチマークと考え、連動を目指す上場投資信託(ETF)です。

株価は年々上昇しており、IT企業とヘルス芥屋の企業が多く、初心者でも堅実に投資できるのでオススメです。

なぜなら、テクノロジーは年々進化していくものなので、それと一緒に企業も成長していくからです。

改めて”まとめ”をお伝えします。
VOO構成銘柄一覧

まとめ:【VOO】構成銘柄一覧

  • VOOは、ETF(上場投資信託)
  • VOOは、S&P500の中のカテゴリの一つ
  • VOOの株価は、年々上昇している
  • VOOは、安定株だが利回りが低い
  • VOOは、IT・ヘルスケアの企業が多い
  • VOOは、堅実に投資したい初心者向け

今回の記事で投資に興味を持たれた方がいたら、この機会に投資を始める”きっかけ”にして頂ければと思います。

また、投資するには証券会社に登録しなければいけないので、まずは楽天証券かSBI証券の口座開設から始めましょう。

もしも、「どっちの証券会社にしようかな?」と悩まれているなら、両方とも登録しておくことを強くオススメします。