- ぶせな氏のトレード手法を知りたい
- 15分足デイトレードのやり方とは?
- 10年間負け無しの投資極意って?
こんな風に、ぶせな氏のトレード手法が気になり、本記事まで辿り着いたと思います。
特にFXを副業としてやられている方は、スキャルピングよりデイトレードの方が合っています。
なぜなら、スキャルピングは画面と永遠と見ていなければいけませんが、デイトレードは数時間単位で取引できるからです。
そこで今回は、「最強のFX15分足デイトレード」から、ぶせな氏のトレード手法について詳しく解説させて頂きます。
この本では「デイトレードで稼ぐ方法」「デイトレで意識するべきポイント」を学べるので、トレード中級者にもオススメです。
簡単に読む目次
最強のFX15分足デイトレードの概要
最強のFX15分足デイトレードの著者
累計利益は3年で5000万円。4年目で1億円。
2019年3月現在は、1億5000万円を超えるカリスマトレーダーです。
継続的に利益を上げ続けることを念頭に置いているため、リスクを抑えることに重点を置くトレードスタイルが特徴的。
独自に編み出したライントレードをスキャルピング&デイトレードに当てはめ、10年間負け無しの戦績を得ています。
最強のFX15分足デイトレードの内容
「最強のFX15分足デイトレード」では、勝ち続けるためにい必要な確率的思考を学べます。
学べること
- イメージしたトレード以外はまぐれ
- トレードの引き出しが多い人は勝ち続ける
- トレンドが出始める箇所は順張り
- パーフェクトオーダーはトレンドサイン
- トレンドは必ず押し目をつける
- ネックラインを引けるようになると勝てる
- 勝負はエントリー前に9割決まっている
- トレンドは23.6%と38.2%に乗っていく
- エントリーよりイグジットの方が難しい
これらのことを、体系的に学べます。
FXは思い立ったらすぐに参加できる投資です。
やるからには本気で取り組み、そして、本書をきっかけにして「億」を稼いでください。
では下記で詳しく、ぶせな氏のデイトレード手法について詳しく解説していきます。
最強のFX15分足デイトレード:15分足のメリット・デメリット
15分足のメリット
15分足がデイトレードに最適だと思うのは、感覚的なことになりますが、
相場の時間と日々の生活の時間の移り変わりのスピードが、シンクロする感覚があるからです。
1日中チャートを見ていて、5分足だと少し忙しいと感じることはあっても、15分足だとそうは感じません。
逆に1時間足や4時間足でトレードしようとすると、時間がゆっくりと感じて、思わず不要なところでポジションを取りたくなります。
- 1分足=1440本
- 5分足=288本
- 15分足=96本
- 1時間足=24本
- 4時間足=6本
- 日足=1本
ローソク足を見てトレードしたら、日足のように一本だけ見て売買判断するには少な過ぎます。
一方で1分足や5分足と多すぎる。
ただ、15分足だと1日に約100本のローソク足が確定するので、その中で数回エントリーポイントが見つかるので一番最適です。
15分足以外のデメリット
5分足の場合、15分足よりもエントリーサインが多く、トレードチャンスが多くなります。
一見、トレードすれば価値トレードが多くなるので、一番いいように思うかもしれません。
しかし、実はデイトレードでは、勝率よりも損益率の方が重要になります。
というのも、トレード回数が多過ぎると、損益率が悪化してトータルで勝ちにくくなります。
単純に時間軸を短くすればエントリーチャンスが増え、総利益が多くなる、ということには繋がらないのです。
一方で1時間足や4時間足はトレード回数が極端に減り、無駄なトレードが無くなるメリットはありますが、試行回数が減ってしまうデメリットがあります。
なぜなら、試行回数が少ないので、トレードの勝敗から学びが得られにくい上に、副業でトレードするならチャンスがあまりにも少ないからです。
なので、デイトレードで稼ぐのであれば、15分足をメインとしてトレードするように心掛けてください。
トレードルールは相場が動く仕組みを知ることから始まる
デイトレードには2つのタイプがあります。
- パターンが出るまで待つ手法
- 相場環境に合わせる手法
一つずつ詳しく解説していきます。
❶ パターンが出るまで待つ手法
決まった型があって、そのパターンが出るまで待つという手法もありますが、そのパターンが出なければシグナルは発生しません。
なぜなら、往々にして決まった型は、相場が変わるとシグナルが発生しなくなるなど、勝ち続けるのは難しくなる確率が高いからです。
❷ 相場環境に合わせる手法
一方でその時の相場環境に合わせてエントリーポイントを自分で見つけると、たとえ相場が変わっても、勝てるポイントを探し出すことが可能です。
「最強のFX15分足デイトレード手法」では、10年先も永続的に使える手法です。
なぜなら、どんな相場であっても、エントリーポイントを自分で探し出せるからです。
では、下記で、ぶせな氏が利用している15分足デイトレード手法について詳しく解説します。
ぶせな氏が使う具体的なデイトレード手法
ここからは、具体的なエントリーポイントを見ていきます。
「なぜそこでエントリーすると、含み益になるのか?」理解しながら読み進めてみてください。
エントリーは次の2つの条件が揃った時に行います。
- パーフェクトオーダー
- ネックラインが引けること
❶ パーフェクトオーダー
一つ目は、移動平均線がパーフェクトオーダーになったタイミングです。
パーフェクトオーダーとは、上記の画像のように3本の移動平均線がトレンド方向へと綺麗に並んでいることを言います。
上昇トレンドの場合、上から「25、75、200」の順番になり、短期である25EMAは、直近のローソク足に敏感に反応します。
そのため、ローソク足が伸びれば、25EMAが先行して進み、その後に中期の75EMA、最後に長期の200EMAと続きます。
一方下降トレンドの場合は逆で、「200EMA→75EMA→25EMA」の順番になります。
❷ ネックラインが引けること
2つ目はネックラインが抜けることです。
今回のラインは、ABCを結んだレジスタンスラインです。
AとBが同じ価格帯で反落しているので、AB間に水平ラインを引けます。
これが直近の高値となり、レジスタンスラインになります。
そして、Cに来た時に2つの判断ができます。
- レジスタンスラインを上にブレイクしてトレンド発生
- レジスタンスラインで反落してレンジになる
レジスタンスラインが無ければ、Cは単なる上昇のスタートに過ぎません。
しかし、今回は3回目の上値トライ。Cの直前でパーフェクトオーダーになっているので、移動平均線も上昇のスタートを示唆している。
ポイント
重要なのはレジスタンスラインと、移動平均線の2つの根拠が揃っているということです。
移動平均線が上昇トレンドの形になり始め、かつラインをブレイクしたからこそ、本格的に上昇トレンドに繋がっているのです。
エントリー根拠は1つだけではなく、2つ以上探すことが大切です。
また、値が動き出すポイントを見つけるのは大切なことですが、全ての箇所でブレイクして値が走るとは言えません。
実際にブレイクしたことを確認して、それからエントリーするようにしましょう。
最強のFX15分足デイトレード:損切りルールとは?
損切りルールはたった一つです。
それは、ネックラインを抜けたら(15分足が確立したら)損切りすることです。
ネックラインとは、上記でお伝えした、レジスタンスライン、サポートライン、トレンドラインで節目になる箇所のことです。
エントリーする時は、「下げるならここから」「上がるならここから」とお伝えしましたが、損切りはこのポイントを逆行した時に行います。
つまり、「ここから下げると思ったのに、下げなかった時、確実に損切りを実行する」のです。
数字で−20pis、−30pipsと決めるのではなく、あくまでも反発・反落すると思っていたネックラインで思惑通りに進まなかった時に損切りします。
ただ、損切りと言っても、「ローソク足の下ヒゲに合わせた時」「ローソク足の実体に合わせた時」の2つのパターンがあります。
ローソク足の下ヒゲに合わせた時の損切り
ネックラインは、ローソク足の下ヒゲに合わせて引いています。
Aが売りシグナルですが、逆を突かれています。
この場合、ネックラインが上抜けしており、ローソク足が確定するBで損切りになります。
ローソク足の実体に合わせた時の損切り
ネックラインはあまり変わりないように見えますが、先ほどの損切りポイントが、ちょうど売りシグナルになっていることが分かると思います。
つまり、ヒゲか実体か、ラインの引き方によってシグナルが変わってくるのです。
これは裁量判断になりますが、コツはシグナルが遅くなる方を引くことです。
シグナルが遅い方に合わせるとシグナルは減り、引き付けてエントリーすることができ、結果として高勝率のトレードができます。
ネックラインを帯状に捉える
とはいえ、ローソク足の実体とヒゲ、どちらに引くのか迷ってしまいますよね…。
そんな時は、細いネックラインを引くのではなく、太く引くのがコツです。
ヒゲと実体のどちらかが機能するか?深く考えなくていいので、迷いが生じなくなります。
こうすると、AとBがネックになっているので、Cでもみ合っていることが分かります。
つまり、Cの中のどこから反落するかまで考えなくて済むのです。
ポイント
Cのどこかでエントリーしたら、損切りはこの帯状のネックラインを上抜けした時でいいです。
そうすれば、諦めが付く損切りになります。
なぜなら、帯状のネックラインを上抜けしてしまえば、さすがに下落するとは考えにくいからです。
ネックラインをヒゲか?実体のどちらか?で引くか迷った場合は、トレードの判断も迷ってしまうので、ネックラインを帯状に捉え、大局を意識することが大切です。
テクニカル根拠が2つ以上揃ったらエントリーする
売買シグナルは、
- 「パーフェクトオーダーになる」
- 「ネックラインにぶつかる」
という2つのテクニカル根拠が揃った時にエントリーすることを徹底してください。
ただ、根拠を理解していたとしても、実際のトレードとなると、2つの根拠が揃うまで待つというルールを守れないのが人間です。
ほとんどの場合…
「パーフェクトオーダーになりそうだから」
という根拠だけで先走ったり…
「これがネックラインになる」
という都合のいい解釈をしてエントリーしてしまいます。
利益を出したい思いが強いと、局面に関係なく、ポジションを持ちたがってしまうことがよくあります。
売買シグナルを待てずにエントリーしてしまうと、損切りが多発し、「その日に損失を取り戻したい」という気持ちに拍車がかかり、さらなる損失に繋がってしまいます。
このような癖をつけてしまうと、毎日常に焦っている状態に陥り、冷静なトレードができなくなってしまいます。
なので、テクニカル根拠が2つ以上揃うまで、しっかりと待つことも大切です。
トレンド相場では、押し目や戻りを待ち、パーフェクトオーダーとネックラインを必ず把握するようにしてください。
このプロセスを経ていれば、トレンド回帰してその方向へ進む確率は間違いなく上がります。
まとめ:最強のFX15分足デイトレード(要約)
FXにおける私の基本的な方針は、「迷ったらシンプルに考える」です。
これが全ての基盤になります。
シンプルとは、当たり前のことを当たり前に行うことです。
例えば、「イメージ通りのチャートではなかったら、エントリーしない」「逆行したら損切りをする」「週末は5日分の復習をして自習の予習をする」などです。
当たり前のことをしっかりと実行していると、結果、エントリーするか迷った時に、「期待値が高いならエントリーする。そうでないなら見送る」と適切な判断ができます。
チャート分析においても、レンジかトレンドかを把握し、「レンジならトレードしない」というシンプルな判断を心がけるようにしてください。
シンプルにチャンスが来るまで待てばいいだけです。
チャンスが来るまで待つというのは、当たり前のことですが、これができない人がFX界隈には非常に多いです。
複雑で難しいことではなく、シンプルで当たり前のことをコツコツ継続する。
これこそが、本書の「最強のFX15分足デイトレード」で最初にお伝えした、ストレスフリーで億を引き寄せるデイトレード の極意です。
ぶせな氏は、会社員時代の2007年にFXを開始。
当初はスウィングトレードで取引するも、1100万円の損切りを機にスキャルピングへ転換し成功を手にする。
そして、その後デイトレードを併用しながら、確実性を高めていく。