- 初心者からデイトレードってどうなの?
- デイトレードのやり方を教えて欲しい!
- おすすめの証券会社も合わせて知りたい
こんな風に、初心者からデートレードを始めたいけど、やり方が分からない…という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
実際に最近は、個人投資家の割合が増えており、日本でも5,473万人の方が投資を始める方が増え5千万人の大台に乗りました。
これは日本人の日本人の2人に1人の割合です。
そこで今回は、これから投資を始めたい方、個人投資家の方に向けて、初心者から始めるデイトレードのやり方をご紹介します。
では早速ですがまいりましょう!
簡単に読む目次
初心者から始めるデイトレードのやり方とは?
デイトレードとは?
デイトレードは名前の通り、1日で取引を完結するスタイルのトレード(投資方法)です。
株取引には前場と後場があり、もしも午前中に株を買ったなら、翌日まで持ち越さず、利益が出ているタイミングで後場の引けには株を売ります。
反対に建玉に対して損失が発生していた場合も、損切りをして終わりにさせます。
ただ、何度も売買を重ねることはできますので、一方が損切りで終わってしまっても、他の銘柄で利益が出ていたら相殺してプラスで終わることもできます。
デイトレードを始めるには?
デイトレードのやり方を知りたい人は、まずは下記のような流れでデイトレを始めてください。
- どの市場でデイトレードすればいいのか?
- 自分なりのデイトレードの戦略を練る
- 大手の「SBI証券」or「楽天証券」に登録
- 実際にマーケットで取引をしてみる
- レバレッジを抑え損切りラインを決めておく
上記の流れで一つずつクリアしていきましょう。
実際に自分のお金でトレードしないと、分からないことも沢山あるので、まずは勉強の一環として少額から始めてみましょう。
デイトレードはトレードスタイルの一つ
トレードスタイルは様々あるため、必ずしも株を始めたからと言って、デイトレードをやらなくても大丈夫です。
デイトレードはトレードスタイルの一つなので、1日完結型の取引が苦手であれば、スイングトレードと言われる2.3日〜数週間で取引を完結する手法もあります。
また、それ以外にも長期投資で、外国株式インデックスファンドを購入することで、数年から数十年スパンで投資をすることも可能です。
とはいえ、初心者からデイトレードのやり方を知りたい人の多くは、「株で食っていきたい」という方が多いと思います。
なので、下記では、デイトレードで結果を残すための2つのポイントをご紹介します。
初心者は銘柄選びを気をつけよう
初心者がデイトレードで利益を上げるには、価格変動が大きい個別銘柄に目を向け取引することをオススメします。
なぜなら、インデックスファンドのような経済指標でトレードしても、1日の価格変動が小さく、全く利益が上がらないからです。
また、個別銘柄といっても価格変動の小さい銘柄もあるので、デイトレード初心者は銘柄選びに慎重になりましょう。
というのも、例えば、株価が1,000円近くある銘柄でも、1日に数円程度しか変動しなければ、なかなか利益が出ません。
反対に価格変動の大きい個別銘柄であれば、デイトレードでも利益を狙えるので、どの市場、どの銘柄を選ぶかが一番重要になります。
初心者のデイトレードのやり方
初心者のデイトレードのやり方
値動きの激しい銘柄があっても、前場と後場でトレンドを形成し、一時的な急騰や急落が発生することもよくあります。
また、上昇トレンド中は急落が発生した場合、買い建玉を保持していれば、1日で値を戻さない場合も多いです。
そのような時は、デイトレードのルールから逸脱せず、躊躇なく損切りするようにしましょう。
なぜなら、「また上がるから明日まで持っておこう…」考えていると、翌日さらに含み損が増してメンタルがやられてしまいますからね…。
なので、初心者からデイトレードを始めるなら、資金管理、損切りライン、レバレッジなど、デイトレルールに沿って取引するようにしましょう。
初心者はチャート設定をきちんとしよう
初心者のデイトレードのやり方で一番ベターなのが、長期足を意識しながらも短期足のトレンドを予測して売買を繰り返すことです。
短期間足ではテクニカル分析をするようにしましょう。
テクニカル分析とは、過去の値動きのチャートを分析し、トレンドラインや水平ライン、パターンなどを把握し、今後のチャートの動向を予測するものです。
そして、一番オススメの時間足は、5分足、15分足、1時間足が最もベターになります。
- 5分足はリアルタイムの値動きを追うために使う
- 15分足はテクニカル分析で短期のトレンドを予測
- 1時間足は大きなトレンドの動向を見つけるため
これらの時間足を意識してトレードすれば、初心者でも少しずつ結果が出てくるはずです。
そして、もしも「どの時間足を使えばいいのか?分からない…」と悩まれているなら、騙しが比較的に少ない15分足をメインでトレードすることをオススメします。
初心者のデイトレードのやり方
初心者のデイトレードのやり方
デイトレードでは、1時間足、4時間足などのトレンドの大局を見ながら、15分足でテクニカル分析を利用してトレードしましょう。
なぜなら、中長期のトレンドを見ていないと、トレンドに逆らってしまい「逆張りをしてしまった…」なんてこともあるからです。
逆張りは負けてしまう大きな要因の一つなので、初心者のデイトレードのやり方としては、順張りをすることをオススメします。
そして、短期足だけで判断せず、中長期足も見ながら、ポジションを持つようにしてください。
デイトレードのやり方を知りたい初心者にオススメのマーケットとは?
ここでは、初心者から始めるデイトレードにオススメのマーケットを3つご紹介します。
株式
デイトレードのやり方を知りたい初心者に一番オススメなのが株の売買が挙げられます。
株は東京証券取引所が開いている平日の9:00〜11:30の前場と、12:30〜15:00までの後場。合わせて計5時間となります。
また、土日祝日、年末年始は東証は休みのため取引することはできません。
株はニュースや会社の業績の良し悪し、人の心理などの要因が働き、会社の株価の幅が広がるので、1日の終わりにポジションをクローズさせることがオススメです。
株価指数
デイトレードのやり方を知りたい初心者にオススメなのが、株価指数の売買が挙げられます。
なぜなら、株価指数のトレードは、市場の空いてる時間が制限されているので、株式トレードと似た側面がありやりやすいからです。
特に株価指数を取引する場合は、一つの会社単体の銘柄で売買せず、株式グループ毎のパフォーマンスを推測してベットします。
例えば、外国株式インデックスファンドのS&P500は、ニューヨーク証券取引所において時価総額の大きな500社を示す株価指数になります。
はたまた、日経225は、東京証券取引所においての代表的な株化指標の一つで、「日経平均株価」になります。
株価指数のデイトレードでは、あまり値幅は取れませんが、場合によっては市場の価格変動の度合いが高まることもあります。
為替(FX)
デイトレードのやり方を知りたい初心者にオススメなのが、為替(FX)の売買が挙げられます。
選択できる通貨ペアの種類は豊富で、市場に流動性があるため年中売買ができるのでとってもオススメ。
ただ、株や株価指数と同じく、土日や年末年始は取引できませんが、平日であれば24時間売買可能です。
サラリーマンの方でも帰宅してからも副業として為替(FX)をやる方も多いので、デイトレード初心者にはとても人気があります。
初心者がデイトレードを始める前に理解しておくべきこと
デイトレードのやり方を知りたい初心者の多くは、手法を知りたいとテクニック的な部分を求めがちです。
抑えておいてほしいのは、「どんな手法を使おうが、それが自分に合っていなければ、なかなか結果を出せない」ということです。
なので、ここではデイトレード初心者が、トレードを始める前に理解しておくべきポイントを紹介します。
デイトレードのリスク管理
デイトレードのやり方を知りたい初心者は、まずはトレードのリスク管理を覚えておきましょう。
なぜなら、最悪のシナリオを考えながら、損失の可能性を最小限に抑え、利益を積み重ねることが結果を出す秘訣だからです。
なので、レバレッジ、損失許容額、自己ルール(ロスカット)、資金に応じたロット数など、リスク管理を徹底させてください。
そこでオススメのツールが、ストップやリミットなどのリスク管理ツールです。
早くデイトレードをして利益を上げたい気持ちは分かりますが、まずは基盤作りという名のリスク管理をしてから臨みましょう。
デイトレードは「損小利大」を意識する
デイトレードのやり方を知りたい初心者は、「負けない手法」や「やり方」にこだわりが強く、いつの間にか手法迷子になってしまいます。
これはしょうがないことです。初めは色々な手法を試してみて、自分にピッタリ合ったトレードスタイルを確立させてください。
ただ、覚えてもらいたいのは、成功しているトレーダーの多くは、「損小利大」を重要視しているところです。
いわゆる「損をいかに少なくして、利益を大きく積み重ねられるか?」これこそが成功するトレーダーのマインドです。
なので、低勝率型のトレーダーが多く、読みが失敗して負けてしまった額よりも、うまくいった額の方が大きいのです。
つまり、小さな負けの数が多く、少ない勝ちの中で値幅を大きく獲得し、利益を出すトレーダーが成功している方がほとんです。
デイトレードで利益を上げる計画を立てる
デイトレード初心者が利益を上げるには、しっかりとした戦略・計画を立てることが大切です。
相場の世界では初心者の多くは、必ず負けるようになっているので、少額から初めて「この額であれば無くなってもいい」と思うくらいから始めましょう。
なぜなら、初めから沢山の利益を得ることを期待していると、損をした時にガックリと肩を落としてしまい、ショックから抜け出せなくなるからです。
何事も新しい分野を勉強する時は、必ず学習曲線(ラーニングカーブ)に当たりますので、まずは少額から初めて相場の世界について学んでいきましょう。
デイトレードの方法を選択する
デイトレードのやり方を知りたい初心者は、「どのマーケットで取引しようか?」「どの銘柄で取引しようかな?」と悩む方が多いです。
先述でもお伝えしましたが、デイトレード初心者は「株」「株価指数」「為替」の3つがオススメです。
その中でも、CFD(差金決済取引)のようなデリバティブ商品は、原資産を保有する必要がないので、デイトレーダーによく取引されています。
CFDとは、有価証券の受け渡しをせず、売買価格等に相当する金銭の授受のみにより、差金決済する取引または金融商品です。
このような金融商品は、市場の価格の上昇や下降が顕著に現れやすく、素早く推測できるので、デイトレーダー初心者でもやり方次第ではオススメの商品です。
マーケットの動きを把握する
デイトレードのやり方を知りたい初心者は、日中の市場動向をチェックし、「流動性」「ボラティリティ」「取引量」この3つに焦点を当てて観察しましょう。
流動性
流動性とは、多くの投資家が金融商品のポジションを持つことで、市場の動きが活発になることです。
デイトレーダーは1日で完結する売買を行うので、流動性が高く上昇、下降を何度も繰り返すような市場がオススメです。
ボラティリティ
ボラティリティとは、資産価格の変動の激しさを表すパラメータです。
ボラティリティが高ければ幅の広いチャートになり、ポジションを持ちやすいので、デイトレーダー向きの相場になります。
反対にボラティリティが低くなれば幅の狭いチャートになるので、保ち合い相場が続き、なかなかポジションを持てません。
なので、ボラティリティの高いマーケットや銘柄を選ぶことが、初心者デイトレーダーにとって利益を上げられるコツになります。
取引量
取引量とは、特定の時間や期間内に売買がどのくらいされたか?を示す指標になります。
取引量が多いと、多くの投資家が関心を抱いているためボラティリティが高くなり、値幅を大きくゲットできる可能性があります。
なので、「この銘柄は取引量が多いのか?少ないのか?」を判断することが、初心者デイトレーダーにとって取引をする判断材料になります。
デイトレードのやり方を知りたい初心者は取引計画を立てたら始めよう
デモトレードは全く意味がない
デモトレードでは、自分のお金で取引していないので、練習しても本番には全く活かせません。
なぜなら、「どうせデモだし失敗してもいいや」という気持ちがどこかにあると、ポジションを持つ時の緊張感を味わえないからです。
相場の世界は人間の心理が全てです。心理ゲームを制するためには、少額でもいいので自分のお金でデイトレードをすることをオススメします。
ファンダメンタルズ分析もしよう
初心者デイトレーダーは、取引計画に自信を持てたら、実弾という名のお金を投入して早速取引を開始しましょう。
忘れないで欲しいのは、同じ日に複数の取引をしたり、終了したりする可能性が高いことです。
なので、現在ポジションを持つ銘柄に影響する、ニュース、イベント、要人発言などには常にアンテナを張っておいてください。
取引の記録をメモしよう
初心者デイトレーダーにオススメしたいのは、その日に取引した日記を記録することです。
オープンおよびクローズした全てのポジションの取引日記録を、ノートにメモをして保存しておきましょう。
そうすることで、「どんな取引で失敗したのか?」「どんな取引は上手くいったのか?」後々把握できます。
すると、学習曲線(ラーニングカーブ)が徐々に上昇していき、いつの間にか勝てるデイトレーダーになれるでしょう。
デイトレードのやり方を知りたい初心者にオススメの証券会社
ここでは、デイトレードのやり方を知りたい初心者が、マーケットで売買するにあたっての、おすすめ証券会社を紹介します。
SBI証券
デイトレードのやり方を知りたい初心者におすすめの証券会社として、「SBI証券」があります。
すでに『550万口座』を突破しており、投資信託の取り扱いも『2,680本以上』で、ノーロード商品(販売手数料無料)は『1,300本以上』にのぼります。
紛れもなく日本でNo.1の証券会社といえるでしょう。
また、SBI証券では「パワーサーチ」という検索機能があり、銘柄選びを簡単に行えるとあって、投資初心者でも簡単に投資信託ができるところが魅力的です。
それに加えてスマホ専用の投資信託サイトも提供されており、ランキング情報、取引、検索など様々な情報を入手できます。
他には、「SBI-ファンドロボ」というロボアドバイザー、100円から積立可能な投資積立、信託の保有金額に応じてTポイントがもらえる「投資マイレージサービス」などがあります。
デイトレードのやり方を知りたい初心者
ポイント:SBI証券
- 投資信託の取扱数「2,680本」
- ノーロード商品「1,300本」
- パワーサーチ機能
- ランキング機能
- SBI-ファンドロボ
- 100円から積立可能
- 投資マイレージサービス
投資を始めるなら、必ずSBI証券には登録しておきましょう。
楽天証券
デイトレードのやり方を知りたい初心者にオススメの証券会社として、「楽天証券」があります。
2021年現在まで約『500万口座』を突破し、特に若い男女に大人気のネット証券です。
投資信託の取扱料は全て無料で、かつ投資信託の取扱数は『2,600本』でノーロード商品(販売手数料無料)は『1,000本以上』にのぼります。
特に楽天証券は、投資信託の残高に応じて楽天スーパーポイントが貯まる「ハッピープログラム」や「資産形成ポイント」など、多彩なポイントプログラムがあるのが特徴的です。
それに加えて、投資一任型のロボアドバイザー「楽ラップ」が、資産運用や運用コースの提案をしてくれるので、初心者でも気軽に投資を始められます。
その他には、毎月100円から利用できる投信積立だったり、他社に預けている投資信託を楽天証券に移管できる「振替サービス」なども大人気です。
デイトレードのやり方を知りたい初心者
ポイント:楽天証券
- 投資信託の取扱数「2,600本」
- ノーロード商品「1,000本」
- ハッピープログラム
- 資産形成ポイント
- ロボアドバイザー「楽ラップ」
- 100円から投資積立可能
- 振替サービス
SBI証券には劣るものの、楽天経済圏でポイントを貯めている方も多いので、「SBI証券」と「楽天証券」の両方を登録しておくことをオススメします。
SMBC日興証券
デイトレードのやり方を知りたい初心者にオススメの証券会社として、「SMBC日興証券」があります。
SMBC日興証券は、国内5大証券の一つに数えられる国内トップクラスの規模の証券会社で、オンライン取引(ダイレクトコース)と窓口取引の両方が可能です。
特に窓口取引ではSMBC日興証券が利用者に変わって代行運用してくれる、「日興ファンドラップ」を利用することができます。
ちなみに、ダイレクトコースの投資信託の取り扱い数は『1,049本』で、ノーロード商品(販売手数料無料)は『636本』となります。
また、投資積立では1000円から利用できる、「投信つみたてプラン」が初心者からでも手軽に投資ができるとあって大人気でです。
ただし、「SBI証券」と「楽天証券」に比べると、投資信託の取り扱い数や最低投資資金など、相対的にはサービス内容は落ちるのが現実です。
ですが、購入手数料が必要な商品でも「投信つみたてプラン」を利用すれば、申込手数料が1.1%(税込)になります。
そして、三井住友銀行と連携している、「バンク&トレード」を利用すれば、毎月10万円まで申込手数料が無料になります。
それ以外にも、「fund eye Plus」というポートフォリオの管理サービス、銘柄選定、簡単積立シミュレーション、投資信託の基準価格、分配金の通知を知らせてくれる「投信メールサービス」などもあります。
デイトレードのやり方を知りたい初心者
ポイント:SMBC日興証券
- 投資信託の取扱数「1,049本」
- ノーロード商品「636本」
- 投資積立では1000円から
- 投信つみたてプラン
- バンク&トレード
- fund eye Plus
- 簡単積立シミュレーション
- 投信メールサービス